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最終更新日:2018.08.05 公開日:2018.08.05

フェラーリ、トミカに26年ぶりの復活

26年ぶりにフェラーリがトミカのラインナップに! 第1弾は世界限定499台で生産された「ラフェラーリ」だ。

 1970年、日本初の手のひらサイズのダイキャスト製ミニカーとしてトミー(現・タカラトミー)から発売された「トミカ」。2018年7月現在、累計1000車種以上が発売され、累計販売台数は6億4000万台超。親子3代にわたって親しまれてきた日本を代表するミニカーシリーズだ。

 トミカでは、軽自動車からスーパーカーまで、また働くクルマや、人気作品とコラボレーションした劇中車やオリジナルモデルなど、実に多種多様なクルマがラインナップされてきた。しかし、ここ何年も見かけていなかったクルマがある。フェラーリのスーパーカーたちだ。

 それがこの夏、26年ぶりに大復活! 第1弾として発売されるのが、世界限定499台(後に1台追加)として2015年前後に生産されたスペシャルモデルの「ラフェラーリ」(トミカNo.62)だ。通常モデルのカラーリングはフェラーリでお馴染みのレッドだが、初回特別仕様としてブラックも用意。8月18日発売で、価格は450円(税別)。

初回特別仕様の「ラフェラーリ」のブラックバージョン。

 「ラフェラーリ」は通常のトミカとしてはレアなつくりになっており、ほかのトミカなら塗装で表現されているヘッドランプにクリアパーツを採用。このヘッドランプとボディの際(きわ)は、これまでにないという細かいディテールが特徴だ。さらに、テールライトにも別パーツが採用されている。

通常のトミカの場合、ヘッドランプは塗装で表現されているが、「ラフェラーリ」はクリアパーツを採用している。

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トミカプレミアムには80年代のあの名車が登場!

1980年代の名車、あの「テスタロッサ」も登場!!

1980年代半ばから1990年代初頭まで、フェラーリのV12フラッグシップモデルだった「テスタロッサ」。イタリア語で「赤い頭」を意味する。1950年代のフェラーリの名車「250TR テスタロッサ」と同様に、エンジンのカムカバーが赤いことから、この名がつけられた。

 そして、トミカの大人向けシリーズ「トミカプレミアム」にもフェラーリが登場。80年代半ばから90年代前半にかけて生産された、当時のV12フラッグシップモデル「テスタロッサ」(トミカプレミアム06)だ。カラーリングはこちらもノーマルはレッドだが、トミカプレミアム発売記念仕様として、ホワイトも用意。発売は「ラフェラーリ」と同じ8月18日で、800円(税別)。

白の「テスタロッサ」は、80年代の米TVドラマ「マイアミバイス」で、ドン・ジョンソンが演じた主人公のソニー・クロケット刑事が途中から愛車とし、カーアクションを披露したことで知られる。その影響で、人気が高いカラーリングだ。

 トミカプレミアムには可動パーツが組み込まれていることが特徴で、「テスタロッサ」の場合は、リトラクタブル式ヘッドランプが再現されている。また「テスタロッサ」最大の特徴である、絶妙なラインを描くサイドスリットを忠実に再現することにもこだわったという。

トミカプレミアムは可動ギミックが採用されており、「テスタロッサ」のリトラクタブル式ヘッドランプをアップさせられる。また、「テスタロッサ」最大の特徴にして、同車の愛好家にとって、エクステリアの最重要ポイントであるサイドスリットは、その絶妙なラインの再現にこだわって作られた。

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続いては限定モデル情報について!

限定モデルももちろん用意されている!

 そして「ラフェラーリ」と「テスタロッサ」には、さらに別カラーの限定モデルが発売される。

 8月9日(木)から8月19日(日)まで、パシフィコ横浜で開催される「トミカ博 in YOKOHAMA ~さあ、はじまる!ゆめのトミカワールド!!~」において18日から発売されるのが、「トミカイベントモデル No.27 ラフェラーリ」で、ボディカラーはホワイト。価格は700円(税別)。

「トミカ博 in YOKOHAMA ~さあ、はじまる!ゆめのトミカワールド!!~」の会場限定で、18日に発売されるのが「ラフェラーリ」の限定製品「トミカイベントモデル No.27 ラフェーラリ」。カラーリングはホワイトだ。ほかの地域で開催されるトミカ博では発売されないので注意が必要。

 「テスタロッサ」に用意されいているのが「タカラトミーモールオリジナル トミカプレミアム」で、カラーはイエロー。が8月25日(土)から発売開始で、価格は800円(税別)だ。

こちらは、タカラトミーの公式通販サイト・トミカモールで8月25日から発売開始となるイエローの「テスタロッサ」。9月以降は、東京に2店、横浜に1店、大阪に1店と展開中の公式専門店「トミカショップ」の店頭でも発売の予定。

トミカタウンシリーズには「フェラーリショールーム」が登場

トミカを使って遊べる建物系のトミカタウンシリーズ。フェラーリ復活に合わせ、フェラーリショールームも発売となる。跳ね馬のロゴがしっかりと入っている。

 そのほか8月18日に同時発売となるのが、トミカタウンシリーズの「フェラーリショールーム」。クリアパーツを多く使用することで高級感を演出。また、同シリーズの特徴である、パーツを組み替えることで異なる形状の建物にできる「組み替えパターン」に、スーパーカーのショールームらしく「モーターショー展示ブース」のパターンも初めて採り入れられた。価格は2500円(税別)。

 26年ぶりにフェラーリを復活させたトミカ。第2弾以降にも期待したい。

トミカタウンシリーズはパーツを組み替えることで建物のレイアウトを変えられるのが特徴。「フェラーリショールーム」は、このように「モーターショー展示ブース」にすることも可能だ。

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