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クルマ最終更新日:2018.07.27 公開日:2018.07.27

【2018年上半期】普通自動車・車種別販売台数ランキング

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 一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)は7月5日、2018年1~6月の車種名別の普通車(登録車)の新車販売台数を発表した。

 その集計をもとに、2018年上半期の、普通乗用車の上位50車種の新車販売台数情報をもとにランキングにし、そしてグラフで紹介する。

普通車カテゴリー別の販売台数割合

 普通車のカテゴリーを、コンパクト、セダン(ハッチバック・ステーションワゴンを含める)、ミニバン・1BOX、SUVの4種類に分類し、その台数と割合を示したのが、下の円グラフだ。

 2018年上半期における普通車の新車総販売台数は150万1829台。車種名別の販売台数に関しては、上位50車種が発表されており、その合計台数は107万1062台。全体のおよそ71.3%だ。

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コンパクトカーとミニバン・1BOXの人気が高いのは日本市場でお馴染みの傾向で、そのカテゴリーで6割以上にになる。セダンとSUVの合計販売台数は、4686台を販売したスバル「レガシィ」がセダンとSUVにまたがる車種であり、カテゴリー別の台数を確認できなかったことから、セダンとSUVで半数の2343台ずつとした。そのため、セダンもSUVもおおよその数字となっている。

インデックス

普通車販売台数ベスト20
普通車販売台数ベスト20(兄弟車・OEM車合算版)
コンパクトカー販売台数ベスト10
ミニバン・1BOX販売対数ベスト10
SUV販売台数ベスト10
セダン・ハッチバック・ステーションワゴン販売台数ベスト10

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まずは普通車の最も売れた20台から!

普通車販売台数総合ベスト20

 普通車の2018年上半期販売台数ランキングは、日産のコンパクトカー「ノート」が7万3380台を記録して第1位を獲得した。「ノート」をけん引しているのが、2016年に追加されたグレードである「ノート e-POWER」だ。発電はガソリンエンジン、駆動はモーターという完全に役割を分担したシリーズ型ハイブリッド・パワートレイン「e-POWER」を搭載しており、EVに近い乗り味でいて、ガソリン車として扱えるところが好評の大きな理由とされている。

 また今回自販連から発表された資料の特徴だが、同じ車種名がつくシリーズはひとまとめに合算されている。例えば、トヨタのセダン「カローラ アクシオ」とステーションワゴン「カローラ フィールダー」は、「カローラ」として1車種の扱いだ。

 その一方で、実質的な同一車種でありながら販売チャネルの都合などにより、車種名を完全に変えている場合はそれぞれが独立した1車種として扱われている。例えば、トヨタのミニバン3兄弟である「ノア」/「ヴォクシー」/「エスクァイア」などだ。

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2018年上半期・普通車販売台数ランキング。バーの色は4種類あり、青はコンパクトカー、黄はセダン・ハッチバック・ステーションワゴン、赤はミニバン・1BOX、緑はSUVを表す。*1「カローラ」は「カローラ アクシオ」と「カローラ フィールダー」の合算。*2「インプレッサ」は、「インプレッサ スポーツ」と「インプレッサ G4」の合算。

インデックス

普通車販売台数ベスト20(兄弟車・OEM車合算版)
コンパクトカー販売台数ベスト10
ミニバン・1BOX販売対数ベスト10
SUV販売台数ベスト10
セダン・ハッチバック・ステーションワゴン販売台数ベスト10

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兄弟車やOEM車を合算してみると…!?

普通車販売台数総合ベスト20(兄弟車・OEM車合算版)

 続いては、販売チャネルが異なるために車種名を変えている兄弟車や、本家の車種とOEM先の車種を同一車種として合算したランキングだ。例を挙げれば、トヨタのミニバン「ノア」/「ヴォクシー」/「エスクァイア」の3兄弟、ダイハツ「トール」とそのOEM車のトヨタ「ルーミー」/「タンク」(スバル「ジャスティ」も「トール」のOEM車だが、資料に入っていなかったため、今回は加算していない)などだ。

 兄弟車やOEM車を合算すると、ミニバン3兄弟車の「ヴォクシー」(第6位)、「ノア」(第17位)、「エスクァイア」(第25位)が一気に第1位に躍り出るように、ランキングの様子が少々変わってくる。兄弟車種や本家・OEM車は合算してみることで、その車種の実際の人気が見えてくるというわけだ。

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2018年上半期・普通車販売台数(兄弟車・OEM車合算)ランキング。バーの色は4種類あり、青はコンパクトカー、黄はセダン・ハッチバック・ステーションワゴン、赤はミニバン・1BOX、緑はSUVを表す。*1「ヴォクシー」は、「ノア」と「ヴェルファイア」との合算。*2「トール」は、OEM車のトヨタ「タンク」/「ルーミー」との合算。*3「アルファード」は、「ヴェルファイア」との合算。*4「カローラ」は「カローラ アクシオ」と「カローラ フィールダー」の合算。*5「インプレッサ」は、「インプレッサ スポーツ」と「インプレッサ G4」の合算。トヨタ「パッソ」は、ダイハツ「ブーン」のOEM車だが、今回の資料に「ブーン」が入っていなかったため、「パッソ」のみで扱っている。

インデックス

普通車販売台数ベスト20
コンパクトカー販売台数ベスト10
ミニバン・1BOX販売対数ベスト10
SUV販売台数ベスト10
セダン・ハッチバック・ステーションワゴン販売台数ベスト10

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カテゴリー別ベスト10・まずはコンパクトカー!

コンパクトカー販売台数ベスト10

 続いては、カテゴリー別の販売台数ベスト10。まずはコンパクトカーから。第1位から第8位までは総合ベスト20に入っており、コンパクトカーの人気の高さがうかがえる。

 またふたつ目のグラフは、ダイハツ「トール」と、そのOEM車のトヨタ「ルーミー」/「タンク」を合算した場合のベスト10。その場合は、「ノート」を大きく引き離して第1位となる。

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スズキの2台、第9位「ソリオ」は総合では第23位、第10位「スイフト」は第26位。「ソリオ」は「ソリオ バンディッド」も含めた台数で、「スイフト」は「スイフト XGリミテッド」と「スイフトスポーツ」も含めた台数。

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第7位のトヨタ「パッソ」はダイハツ「ブーン」のOEM車なので、本来は「ブーン」の販売台数を合算したいが、発表されている資料に入っていなかったため、今回は合算していない。第8位のスズキ「ソリオ」にもOEM車として三菱「デリカ:D2」があるが、こちらも同じ理由で合算していない。

インデックス

普通車販売台数ベスト20
普通車販売台数ベスト20(兄弟車・OEM車合算版)
ミニバン・1BOX販売対数ベスト10
SUV販売台数ベスト10
セダン・ハッチバック・ステーションワゴン販売台数ベスト10

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ミニバン・1BOXの売れ筋は!?

ミニバン・1BOX販売台数ベスト10

 ミニバンで総合ベスト20に入ったのは、第5位のステップワゴンまでで、上位に人気が集中しているといっていいだろう。

 そしてふたつ目のグラフが、兄弟車を合算した場合のベスト10だ。ランキングの様相が大きく変わってしまう。

 販売チャネル数の多いトヨタは、それぞれのチャネルに特色を持たせるため、性能的には同じだが、フロント部分などの外見を変更して車名も変えた兄弟車をラインナップしている。トヨタは、ほかのカテゴリーではこうした兄弟車をラインナップしていないことから、それだけミニバン人気を意識しているといえそうだ。

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自動車専用道路同一レーン専用自動運転技術「プロパイロット 1.0」を搭載した日産の「セレナ」が第1位。日産はコンパクトカー部門の「ノート」に続き、ミニバン・1BOX部門でも第1位となった。ちなみに「セレナ」にも新グレード「セレナ e-POWER」が追加されたことから、「ノート e-POWER」のように販売台数を今後も大きく伸ばすことも予想される。熱いのは、第2位「ヴォクシー」と、第3位「シエンタ」のトヨタ同門対決。約300台差だ。

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兄弟車を1車種として合算した場合のランキング。「ノア」/「ヴォクシー」/「エスクァイア」の3兄弟車が10万台近い販売台数で他車を大きく引き離して第1位となった。ちなみに日産「セレナ」はOEM車としてスズキ「ランディ」があるが、ベスト50に入っていなかったため、今回は合算していない。

インデックス

普通車販売台数ベスト20
普通車販売台数ベスト20(兄弟車・OEM車合算版)
コンパクトカー販売台数ベスト10
SUV販売台数ベスト10
セダン・ハッチバック・ステーションワゴン販売台数ベスト10

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カテゴリー別ベスト10の最後は、SUVとセダンなど

SUV販売台数ベスト10

 SUVのベスト10は、カテゴリー別のランキングのうちで最もメーカー数が多く、6社の車種がランクインしている。この中で、第7位のトヨタ「ランドクルーザー」はSUVというよりは、クロスカントリータイプのオフローダーのため他車とはカテゴリー的に若干異なるが、最も近いカテゴリーとして今回はこの中に入れている(トヨタでも、カテゴリーとしてはSUVとして扱われている)。

 SUVランキングでは、クロスオーバーSUV「CX」シリーズが3車種ともランクインしており、マツダの健闘が光っている。

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マツダのクロスオーバーSUV「CX」シリーズは3台がランクイン。ミドルクラスの「CX-5」が最も人気だが、最も大型の「CX-8」も約1000台という僅差で追っており、同門対決の様相を呈している。一方、第8位となった最も小型の「CX-3」は、第9位のスバル「フォレスター」と約200台差というさらに僅差での接戦を展開している。

セダン・ハッチバック・ステーションワゴン販売台数ベスト10

 同じ車名を持つが、セダン、ハッチバック、ステーションワゴンなどにまたがってボディタイプを展開している車種もあるため、今回はこれらはひとまとめのジャンルとした。そうした車種は以下の通りだ。

●トヨタ「カローラ」の「アクシオ」(セダン)と「フィールダー」(ステーションワゴン)
●スバル「インプレッサ」の「スポーツ」(ハッチバック)と「G4」(セダン)
●ホンダ「シビック」の「セダン」と「ハッチバック」
●マツダ「アクセラ」の「セダン」と「スポーツ」(ハッチバック)

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このカテゴリーでは、トヨタの「プリウス」が圧倒的に強く、それを同門の「カローラ」が追う展開。第3位のスバル「インプレッサ」は「カローラ」を1万台弱の差で追っているが、その「カローラ」は7月に12代目シリーズの”先駆け”として「スポーツ」(ハッチバック)が登場。2018年の年間ランキングで「インプレッサ」がトヨタの1-2態勢を崩せるか、それともトヨタが1-2態勢を維持するのかは、この「カローラ スポーツ」の人気によって大きく変わりそうだ。

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普通車販売台数ベスト20
普通車販売台数ベスト20(兄弟車・OEM車合算版)
コンパクトカー販売台数ベスト10
ミニバン・1BOX販売対数ベスト10

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