MEGA WEB同乗試乗・動画レポあの狭いコースで時速130kmの迫力を堪能!
記者が乗ったのは2番目の「ヴィッツ」。前回と同じく、「MEGA WEB戦隊 Vitzレンジャー」のブラックこと、茂古沼弘将(もこぬま・ひろまさ)選手がハードに攻めてくれた。画像は、ヒストリーガレージの噴水前を周回してコースを折り返し、バックストレートに入るところ。
お台場のMEGA WEBでは定期的に、ナンバープレート付き「ヴィッツ」で参加できるワンメイクの「ヴィッツレース」の参加車両と、かつて開催されていたジュニア・フォーミュラレースの「フォーミュラ・トヨタ」の同乗試乗体験イベントが実施されている。
ちなみに「ヴィッツ」の同乗試乗は、プロのドライバーなど確かな腕を持った人で結成された「MEGA WEB戦隊Vitzレンジャー」がステアリングを握ってくれる。
2016年の6月に記者はどちらも実際に同乗試乗して、レポートをしてみた(フォーミュラ・トヨタはこちら、ヴィッツはこちら、どちらも新しいタブが開きます)。しかし、そのときはスチルカメラのみでの撮影だったので、今回は動画で撮影するために再びヴィッツにトライしてみた!
スタートの瞬間。実際には順にスタートするのだが、レースをイメージしてグリーンフラッグが振られた後に走り出す。62号車は前走車がいないのもあり、ホイールスピンさせながら加速していく。
前回よりも最高速がアップして時速130km!
今回は11月半ばなので、6月下旬だった前回よりも気温が低く、排熱のクーリングの面などからエンジンにとっては優しい時期なので、最高速度が時速10kmほどアップして、130kmほどに! 動画では、最高速が出る少し前の辺りでスピードメーターにカメラを向け、時速100km弱に到達しているところを確認できる。
なおコースは前回と同じで、普段は試乗コースとして使われている「ライドワン」。コース幅がなく、「ヴィッツ」でもすれ違えない道幅である。一般のお客さんが試乗する際は時速40kmという制限速度となっているのだが、そこで時速130kmを出すプロドライバーの感覚に凄さを感じられる。
また動画ならではの、レース用の「ヴィッツ RS Racing」の1496cc・直列4気筒DOHC「1NZ-FE」エンジンのエキゾーストノートもお楽しみいただきたい。
レース用「ヴィッツ」の助手席に同乗試乗して車内から撮影。スラローム突入時は思いっきり身体を左右に揺さぶられ、ヘルメットがロールゲージにゴツン! と衝撃を受けた。思わずうなってしまった。
「ヴィッツ」同乗試乗を外から撮影。スタート時のホイールスピンや、ストレートスピード、そしてスラロームの様子などを外からも堪能していただきたい。
フォーミュラ・トヨタもコース脇から撮影してみた
コース脇で撮影したフォーミュラ・トヨタ用ワンメイクシャシー「FT30」。ただし、この「FT30」は2台の「FT30」を改造してタンデムにした特別な1台。なお、「ヴィッツ」の同乗試乗は無料だが、フォーミュラ・トヨタは有料で、1回300円。
そして、カメラを携帯しての同乗試乗が安全性の面から許可されていないため、フォーミュラ・トヨタの方は、コース脇のできるだけ最高速が出るポイントに近いところで外から撮影してみた。
最高速度は「ヴィッツ」より出ており、前回記者が同乗試乗させてもらったときは時速150kmほどということだった。
フォーミュラ・トヨタ「FT30」が走行する様子。コース脇で撮影してみた。
MEGA WEBでは、今回のレース用「ヴィッツ」とフォーミュラ・トヨタ「FT30」の同乗試乗イベントは数ヶ月に一度の割合で開催しているので、プロのドライバーによるレーシングスピードを体感してみたいという人はぜひ楽しんでみてほしい。
2017年11月29日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)