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クルマ2017.07.04

【JNCAP2016】衝突安全性能評価ベスト10 軽自動車編

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JNCAPの衝突安全性能評価試験の中の「側面衝突試験」様子。平成28(2016)年度に試験を受けた軽自動車の1台であるダイハツ「キャスト」。

 5月29日に国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)から発表された、最新となる平成28年度の「自動車アセスメント」、通称「JNCAP」。すでに平成28年度の予防安全性能22車種と、衝突安全性能11車種についてはお伝えしたとおりだ(関連記事へのリンクは最終ページ末にまとめて掲載)。

 平成23年度(2011年)以降、同一仕様の衝突安全性能試験を受けた64車種の内、総合ベスト10に続いて、今回は軽自動車をピックアップ。試験を受けた軽自動車は15台から上位10台を得点順に紹介する。

 なお、どのような衝突試験が行われているのかについては、全64車種が対象の総合ベスト10をご覧いただきたい。

軽自動車はやはり衝突安全の面では厳しい結果に

1位(総合:22位):N-WGN(ホンダ)
総合得点:178.8点(208点満点)

総合評価:★★★★★(ファイブスター)

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ホンダ「N-WGN」は、平成23年以降の新基準のJNCAP評価試験において、平成25(2013)年度に軽自動車として初めてファイブスターを受賞した(現時点で唯一)。同時に、「軽自動車部門JNCAP大賞」も受賞。衝突時の衝撃を制御する安全技術「G-CON」などが評価された。

 

2位(総合:43位):キャストシリーズ(ダイハツ)
総合得点:166.6点

総合評価:★★★★

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「キャスト」シリーズには、「アクティバ」、「スタイル」、「スポーツ」の3車種があり、トヨタ「ピクシス ジョイ」シリーズの「C」、「F」、「S」はOEM車。平成28年度に試験を受けた1台で、ダイハツの衝突安全ボディ「TAF(タフ:Total Advanced Function)」を採用。

3位(総合:44位):ムーヴ カスタム/ムーヴ(ダイハツ)
総合得点:165.5点

総合評価:★★★★

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キャストシリーズなど、ほかのダイハツ車と同様で衝突安全ボディTAFや歩行者傷害軽減ボディなどを採用し、衝突安全性能を高めている。なお、スバル「ステラカスタム/ステラ」はOEM車。

 

4位(総合:50位):デイズ ハイウェイスター/
デイズ(日産)、
eKカスタム/eKワゴン(三菱)
総合得点:161.8点

総合評価:★★★★

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この4車は、日産と三菱が共同開発した(正確には、両社が共同出資したNMKV社で開発)。衝突安全技術は、三菱の衝突安全強化ボディ「RISE(ライズ:Reinforced Impact Safety Evolution)」を採用。

 

5位(総合:51位):N-ONE(ホンダ)
総合得点:161.5点

総合評価:★★★★

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N-WGNなど、ほかのホンダ車と同様に、衝突時の衝撃を制御する衝突安全技術G-CON(ジーコン:G-Force Control Technology)による衝突安全設計ボディとなっている。

→ 次ページ:
続いて6~10位を発表

軽自動車6~10位!

6位(総合:52位):タント カスタム/タント(ダイハツ)
総合得点:160.5点

総合評価:★★★★

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衝突安全ボディTAFを採用。同車の特徴は乗り降りの利便性から、助手席側のFドアとRスライドドア間にピラーを設けていない。そこで両ドアのお互いが接する部分に超高張力鋼板のピラーを内蔵させるなどして、ドアそのものをピラーとしている。

 

7位(総合:53位):ハスラー(スズキ)
総合得点:160.2点

総合評価:★★★★

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スズキの軽量衝撃吸収ボディ「TECT(テクト:Total Effective Control Technology)」を採用。フレーム全般に高張力鋼板を採用し、さらにAピラーやBピラーなどには超高張力鋼板を採用。マツダ「フレアクロスオーバー」はOEM車。

 

8位(総合:54位):デイズルークス ハイウェイスター/
デイズルークス(日産)、
eKスペース カスタム/eKスペース(三菱)
総合得点:159.5点

総合評価:★★★★

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この4車種は、日産と三菱が共同出資して立ち上げたNMKV社で開発された兄弟車。三菱の衝突安全強化ボディRISEが採用されている。

 

9位(総合:57位):ウェイク(ダイハツ)
総合得点:159.2点

総合評価:★★★★

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平成28年度の試験を受けたもう1台。ダイハツの衝突安全ボディTAFを採用。同社独自の「時速55kmでの後面衝突試験」でも、キャビンの生存空間は確保されているという。なおトヨタ「ピクシス メガ」はOEM車。

 

10位:アルト ラパン(スズキ)(総合:57位)
総合得点:158.4点

総合評価:★★★★

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スズキの軽量衝撃吸収ボディTECTを採用。乗員保護機能としては、「頚部衝撃緩和フロントシート」、「頭部衝撃軽減構造インテリア」などを採用している。

2017年7月4日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)

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