栃木~茨城の新たな東西軸「北関東北部横断道路」が計画中! 北関東道北側の“高速空白地帯”を埋めるバイパスの進捗【いま気になる道路計画】
北関東エリアの新たな東西軸となる「北関東北部横断道路」が構想されている。栃木県と茨城県の北部エリアを結ぶ同道路について、ルートやメリット、現在の進捗について紹介しよう。
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「北関東北部横断道路」計画具体化への道筋は
北関東北部横断道路は、栃木県の交通ビジョンにも構想路線として記載された。
「北関東北部横断道路」は、計画具体化に向けてどこまで進んでいるのだろうか。
具体化の第一歩となるのが、概略ルートや構造を決定する「計画段階評価」というプロセスだ。これを国が開始するには、まず地元の機運が十分に高まり、地元側が計画の必要性やメリットを明確にして、国に対してアピールしておく必要がある。
北関東北部横断道路では、その機運づくりの動きとして2023年に「北関東北部横断道路整備促進同盟会」が設立。2024年には栃木県議会で議員連盟も設立され、これらを窓口として、国へ要望活動が続けられている。
さらに、2025年の県議会では「概略ルートの設定に必要となる検討を進めている」ことが明らかにされた。こうした動きは、栃木県の道路行政の指針となる「とちぎの道路・交通ビジョン2021」に基づくもので、次期計画となる「交通ビジョン2026」にも引き継がれる予定だ。
とはいえ、まだまだその動きが目に見える形で進展しているとは言いがたいのも事実だ。栃木県内では、「宇都宮高根沢バイパス」や「宇都宮環状北道路」、さらに「矢板拡幅」をはじめとする国道4号の改良・バイパス事業など、大型プロジェクトも目白押しだ。まずはこれらを着実に進めることに注力したいという実情もあるだろう。
果たして2026年度中に、「計画段階評価」実施の方針はとりまとめられるのだろうか。「北関東北部横断道路」の動向に引き続き注視していきたい。
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