2017年06月13日 18:00 掲載

ニュース・プラス 【人とくるまのテクノロジー展:その4】
2000N・mを超えるビッグ・トルク!
ドデカいトラック&エンジンたち!!


新型レンジャー用の「A05C」はカットモデルを展示

 4月にプロフィアと共にモデルチェンジしたレンジャーに搭載されたディーゼルエンジンのA05Cは、カットモデルが展示された。A09Cの小型版の位置づけで、A05Cも2段ターボとディンプルライナーが特徴となっている。

【A05Cスペック】
総排気量:5123cc
最高出力:140~191kW/1800~2300rpm
最大トルク:706~882N・m/1400~1600rpm

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A05Cのカットモデル。4月にモデルチェンジしたレンジャーから搭載されている。A09Cの5L版である。

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A05Cを横から。(1)はEGRバルブ。(2)エンジンリターダー。(3)高圧コモンレールシステム。(4)2段リップ燃焼室。ここをのぞき込むと、ディンプルライナーが見られるようになっていた。(5)サプライポンプ。

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A05Cも低圧と高圧の2段ターボ。展示ではインタークーラーが装備されていないが、A09Cと同様に実車では装備されている。

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2段ターボ。赤丸で囲ったのが低圧段ターボ。黄丸で囲ったのが高圧段ターボ。

排ガス浄化システム「DPR+尿素SCR」

 プロフィアと、レンジャーの高出力仕様車(177・191kW)に搭載されている排ガス浄化システム「DPR(*1)+尿素SCR(*2)」もカットモデルが展示された。レンジャーの低出力仕様車(140・155kW)は、尿素を使わない「DPR-II」(DPR+HC-SCR(*3)の構成)が採用されている。なお、DPRはトヨタが開発した技術だ。

*1 DPR=Diesel Particulate active Reduction system:ディーゼル微粒子浄化システム
*2 SCR=Selective Catalytic Reduction:選択(的)触媒還元
*3 HI-SCR=Selective Catalytic Reduction by Hydrocarbons:炭化水素SCR

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「DPR+尿素SCRシステム」のカットモデル。なお、排気は(4)から(1)へと流れる。(1)第2マフラーの尿素SCRユニット。第1と第2マフラーの間で尿素水が噴霧され、NOxを窒素と水に分解する。(2)尿素SCR触媒。(3)後段酸化触媒。(4)第1マフラーのDPRユニット。(5)前段酸化触媒。(6)DFRフィルター。

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主力エンジンなどを展示したUDトラックス