2017年06月13日 18:00 掲載

ニュース・プラス 【人とくるまのテクノロジー展:その4】
2000N・mを超えるビッグ・トルク!
ドデカいトラック&エンジンたち!!


国内自動車メーカー初の大型CNGエンジン「6UV1-TCN」

 GIGA TRACTORと合わせていすゞが展示したのが、オットーサイクルのCNGエンジン「6UV1-TCN」だ。2015年12月に、いすゞが国内メーカーとして初めて市場に投入した大型CNG(圧縮天然ガス)トラック「GIGA CNG車」に搭載。オットーサイクルということは、ディーゼルエンジンではなく、ガソリンエンジンの仲間である。大型になると、一般的には、ディーゼルエンジンの方が小型で効率がよいため、このサイズのオットーサイクルは、珍しいエンジンともいえる。

【6UV1-TCNスペック】
総排気量:9839cc
最高出力:243kW/1800rpm(*ネット値)
最大トルク:1390N・m/1200-1400rpm(*ネット値)
燃料:都市ガス・13A
点火方式:オットーサイクル(火花点火)

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CNGエンジン「6UV1-TCN」。CNGエンジンの大きな特徴がクリーンなこと。中でもNOxは0.30、PMは最低検出レベル以下だ。

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6UV1-TCNの機構的な特徴のひとつが、「CNG-MPI(マルチポイントインジェクション)」。インジェクター(燃料噴射装置)をエンジンの気筒ごとに配置したことで、LPGエンジンで従来より使われてきたガスミキサー方式と比べて燃料の噴射量や噴射タイミングを細かくコントロールすることが可能となった。

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アイドリングストップは乗用車では一般的だが、トラックでも導入が進んでおり、GIGA CNG車でもアイドリングストップが搭載されている。

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日野は大型エンジン2基を展示