2017年06月09日 18:00 掲載

ニュース・プラス 間もなく登場する新燃費モード
「WLTC」って何?
JC08とはどこが違うの?


日本では乗用車は2020年9月からWLTCモードに完全移行

 日本でのWLTCモードに関するスケジュールは、16年10月に法規として正式採用され、17年4月からは各メーカーが風洞内に設置したシャシーダイナモメーターにおいて、実際に屋内測定試験を実施できるようになった。

 WLTCモードでの表記が義務づけられている時期は、乗用車の新型車(フルモデルチェンジ車および完全新型車)が18年10月からで、継続車は20年9月からとなっている。

 ただし、実際には17年夏ぐらいから登場する新型車から採用され始める模様だ。実際、マツダが6月2日付けで、新型ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」を搭載した「CX-3」(今夏発売予定)が、WLTCモードで認可を取得したことを発表している。

 なおこれらの義務づけは、正確には燃費表示のために定められたものではなく、排出ガス規制のためのものだ。実はWLTCモードは燃費の測定試験方法であると同時に、排出ガスの測定試験方法でもある。

 ちなみにJC08モードは2020年以降も併記してもよく、車種によってはカタログ状で5種類の燃費値が並ぶこともあるだろう。WLTCモードのみの表記になる時期はまだ決まっていない。

 そのほか貨物車に関しては1.7t以下の軽量車の新型車が18年10月からで、継続車は20年9月から。1.7t以上3.5t以下の中量車は、乗用車や軽量車と比較するとWLTCモードではより条件が厳しくなる傾向にあることから、追加的な排出ガス低減技術の開発が必要ということで、新型車は19年10月からで、継続車は21年9月となっている。

2017年6月9日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)

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