2017年12月26日 15:50 掲載
くるナンデス
【菰田潔の、目から鱗のタイヤの話】2
重要!「空気圧」が正しくないと、
クルマはまともに走らない。
空気圧は定期的にチェック!
定期的な空気圧チェックは欠かせない。ではどれくらいの頻度でチェックするのが良いのか。
冬から春、春から夏にかけては気温が上がるから空気圧も上がる可能性があるが、空気の漏れとキャンセルされてあまり変化がないこともある。それでも定期的な空気圧チェックは必要なのだ。
それはパンクを事前にチェックするためだ。パンクの約80%はスローパンクチャーと言われている。つまり釘が刺さってもすぐには空気が抜けずに、1週間、2週間経ってからプシューッと空気が抜けてパンクしたと気がつく事例が多いのだ。プシューッと抜けるまではその穴から徐々に空気が漏れているが、その量は少ないのでドライバーが運転感覚で気がつくのは難しい。
プシューッと全部空気が抜けた日がパンクした日ではなく、もっと前に釘は刺さっていた、ということが多い。完全にパンクする前に、知る方法は2週間に一度程度の空気圧チェックである。どこか1輪だけ空気圧が他より少し低いときにはパンクを疑った方がいい。
もし雨が降る夜に高速道路で完全にパンクしたら、と想像して欲しい。路肩にクルマを止めてタイヤ交換するなんていうことは極めて危険な行為だ。そうならないようにするためには2週間に1回のチェックが大事なのだ。
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