2019年12月27日 17:00 掲載

ライフスタイル レクサスの高級クルーザーはやっぱりスゴかった! マイアミで世界初披露


文・小川フミオ

レクサスLY650は美しい塗色で仕上げられている

レクサスLY650は美しい塗色で仕上げられている

なぜヨットを手がけたのか

 さて、そんなマイアミのヨットリゾート「ボカラトン」で、この秋、レクサスは「LY650」なる65フィート級という国際サイズのフライブリッジクルーザーを発表した。

「ヨットの専門メーカーでないだけに、思いきりよくデザインしました」。レクサスインターナショナルの澤良宏プレジデントが現地で言っていたように、まるでレクサス車のように美しいカーブを多用した船体にメタリックの塗色と、さらに細部までていねいに気を配られた仕上げが印象的なヨットなのだ。

 米のマーキーヤッツ社の協力を得て作りあげた船体が、マイアミの水路に浮かんでいるさまは、かなり目を惹く。実際、現地のヨットオーナーたちが、「これはおもしろいね、とても興味をひかれる」と言っていた。

レクサスLY500のメインサロンからヘルムステーションを眺める(室内の仕上げも贅沢)

レクサスLY650のメインサロンからヘルムステーションを眺める(室内の仕上げもぜいたく)

キューバ料理店前のレクサスLC500

キューバ料理店前のレクサスLC500

 高級ヨットだと伊のアジムットが知られるが、それをクルマで言うフェラーリ(ポルトフィーノかなあ)だとすると、レクサスのクルーザーLY650は、レクサスLC500というまったく異なる魅力を発するスポーツカーが登場したのと似ている、と私は思った。

 なぜレクサスがヨットを手がけたのか。レクサスのチーフブランディングオフィサーを務める豊田章男氏は、ジャーナリスト向けのお披露目の席上に姿を見せ、「(レクサスは)クルマにとどまっていないモビリティブランドとして陸、海、空を目指していますから」と話した。

 欧米には、陸(クルマ)と海(ヨット)と空(航空機)が出会うようなリゾートがいくつもあり、フロリダもそこに含まれる。けっして豪華である必要はない。楽しければいい。レクサスのものづくりの原点もおそらくさまざまな"楽しみ"の提供にあるのではないか。LY650は(いまのところ)その頂点にあるのだ。

レクサスLY650のオーナーズルームは、白と木目を基調に仕上げられている

レクサスLY650のオーナーズルームは、白と木目を基調に仕上げられている