子どもが”ドライバー目線”でクルマの弱点を学ぶ。BMWがNPOと「みんなでセーフティチャレンジ!」を開催
ビー・エム・ダブリューと特定非営利活動法人「放課後 NPO アフタースクール」が、小学生向けの交通安全教育プログラム「みんなでセーフティーチャレンジ!」を考案。子どもと一緒に考えるクルマの交通安全とは?
子どもがドライバー目線から学ぶ交通安全
ビー・エム・ダブリューは、特定非営利活動法人「放課後 NPO アフタースクール」と共同で、小学生に向けた交通安全教育プログラム「みんなでセーフティチャレンジ!」を全国で開催中だ。2022年にはすでに4カ所の小学校を訪問し、活動の輪を広げている。
「みんなでセーフティチャレンジ!」とは、子どもたちが意外と知らないクルマの最新安全技術や、技術だけではカバーできないクルマの弱点について学ぶことができるプログラム。クルマを通して提供できる社会貢献活動を推し進めているビー・エム・ダブリューと、社会全体で子どもたちを守りたいと考える放課後 NPO アフタースクールのビジョンが合致したことで開発が進められた。
1時間の教育プログラムと約30分の技術デモンストレーションで構成されており、クルマの死角や、時間帯・天気による視界への悪影響、運転への集中を妨げる車内環境、制動距離などが体験できるほか、遊びながら楽しく学習できるクイズも用意されている。
また具体的な道路環境を題材に、危険や交通安全対策について発表や討論をすることで理解を深めるグループディスカッションや、ビー・エム・ダブリューの交通安全に向けた思いや、安全技術についても紹介。
技術デモンストレーションでは、ドライバーの死角・視界への悪影響を補うカメラやセンサーによる周辺技術検知の例としてパーキング・アシスト機能の実演なども披露された。
子どもたちがドライバー目線に立つことで学べる、クルマの危険ポイントは意外と多い。ビー・エム・ダブリューと放課後NPOアフタースクールでは、今後も交通安全教育プログラムを展開していく予定だ。