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クルマ2023.02.08

日産のEV「アリア」が極地へ挑戦! 北極から南極まで2万7000kmを駆ける準備は万端!

日産自動車は今年の3月、電気自動車(EV)「アリア」で北極から南極までを走破するプロジェクト「Pole to Pole」を計画している。極地を旅する特別仕様のアリア、その気になる装備とは?

文=高田ひかる 写真=日産自動車

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「日産アリア」極地への挑戦

3月に北極から南極への冒険に向かう特別仕様の電気自動車(EV)「日産アリア」。

 日産自動車は、北極から南極まで約27000kmの冒険に向かう特別仕様の電気自動車(EV)「アリア」を発表した。

 3月にスタートするこの壮大な冒険では、氷原や深い雪の中を進み、ときには急勾配の山や人を寄せ付けないような砂漠の砂丘などを越えていく。その景色は、息を呑むほどに美しいが、過酷な地形と環境の中を進まなくてはいけない極限の旅になるはずだ。

冒険へ向かう「アリア」の装備

3月に北極から南極への冒険に向かう特別仕様の電気自動車(EV)「日産アリア」。

 極地探検向けの車両を開発するスペシャリストであるアークティック・トラックス社は、日産のデザインおよびエンジニアリング・チームと協力し、厳しい環境に対応できるよう「アリア」の準備を進めてきた。しかし、準備は意図的に最小限に抑えられているという。バッテリーやパワートレインは市販車のままで、最も大きな変更点はサスペンションの調整と39インチタイヤを採用した程度。これらを日産の電動四輪制御技術「e-4ORCE」と組み合わせることで、探検車は南極点への到達に必要な高い走行性能と快適性を手に入れた。

「アリア」の充電には、再生可能エネルギーを活用したポータブルユニットを使用する。牽引可能なこのプロトタイプには、軽量の風力発電機とソーラーパネルが搭載されている。強風と長い日照時間を利用して、ドライバーが休憩している間にEVのバッテリーに充電を行うことが可能だ。

 この特別なアリアには、大のコーヒー好きだという冒険者のために、エスプレッソマシンも組み込まれている。いつでも好きな時に、コーヒーを楽しむことができるという。そして、屋根の上のユーティリティユニットを使い、車内からドローンを飛ばすことも可能だ。これを使えば、過酷な環境の中でも外に出ることなく壮大な景色を撮影することができる。

夫婦で冒険に挑む

冒険のリーダーであるクリス・ラムゼイ氏と妻のクリス・ラムゼイ氏。

 今回の冒険は、「Pole to Pole」探検チームのリーダーであるクリス・ラムゼイ氏と、妻のジュリー・ラムゼイ氏が挑戦する。夫婦による世界初の冒険を通じて、電気自動車の性能を訴求し、気候変動への積極的な取り組みを紹介することが目的だ。

 クリス・ラムゼイ氏は「アリアはもともと素晴らしいクルマだが、さらにスタイリッシュになり、地球の果てまで行けるよう準備が整いました。今からドライブするのが楽しみでなりません」とコメント。

 コドライバーを務める妻のジュリー・ラムゼイ氏は「この4年間、私たちは『Pole to Pole』の計画と準備に生活の大半を費やしてきました。3月のスタートが本当に楽しみです。旅の途中では、気候変動に対して積極的に行動を起こしているコミュニティや個人の興味深い取り組みを見つけ、その経験とストーリーを皆さんと共有していきたいと思っています。私たちの冒険は、これまで誰も試みたことのない世界初の挑戦です。本当にワクワクしています」と語った。

 冒険に挑む2人の気合は十分なようだ。3月の出発まではもうすぐ。極地からどんな情報を届けてくれるのか、楽しみだ。

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