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クルマ2023.01.26

日産と積水ハウスがタッグを結成し、集合住宅にもEVを提案!

日産自動車と積水ハウスは、集合住宅などの住環境が理由でEV(電気自動車)を諦めない社会の実現を目指し「+e PROJECT」を発足した。プロジェクトの第一弾では、神奈川県横浜市にある集合住宅で、EVのある暮らしを体験できるイベントが開催される。

文=原田磨由子
資料=日産×積水ハウス

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+e PROJECT発足の背景

 日産が2022年12月に発表した「EVの購入時に重要な住居の環境についての調査」では、EV購入意向のある30~50代の男女400名に対してアンケート調査を実施している。それによると、直近3年間でEV購入を検討している人が78.8%もいて、増加傾向にあるという。一方で、ボトルネックとなっている理由に「自宅で充電できない」が57.8%と最も多かった。さらに、現在の集合住宅に充電設備がないことを理由に、EVの購入が難しいと考える人が88.6%もいることが判明。充電設備の有無がEV導入へのハードルになっていることが明らかとなった。

 また、「EV充電が気軽にできる集合住宅があるとしたら住む前に体験したいと感じますか?」との問いに対しては、81.0%が「体験してみたい」と回答している。このような結果から日産は、今回のプロジェクト発足のヒントを得たようだ。

日産が2022年の10月~11月にかけて、EV購入検討者を対象にアンケート調査した結果

+e PROJECT始動!

写真はシャーメゾンZEHの例。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)は、省エネと創エネを組み合わせ、快適な室内環境を実現しながら、年間の一次エネルギー消費収支をゼロにすることを目指す賃貸住宅。

 EVの普及には住環境の整備が重要であると考えた日産は、積水ハウスとタッグを組んで「+e PROJECT(プラスイープロジェクト)」を始動した。

 プロジェクト第一弾の目玉となるのが、3月からスタートする「+e試住」という企画だ。これは、EVのある暮らしの利便性を実際に体験するために、日産リーフと積水ハウスのゼロエネルギー賃貸住宅「シャーメゾンZEH」を無償で貸し出す、というものだ。

EVのある暮らし体験「+e試住」

積水ハウスが独自にシミュレーションした、一般賃貸住宅とZEHのCO2排出削減効果(左)と光熱費削減効果(右)の比較。ZEHでは太陽光発電により、大幅なCO2排出削減と、電気料金のコストカットが見込める。

 積水ハウスが神奈川県横浜市に建築した、ゼロエネルギーの賃貸住宅シャーメゾンZEHでは、「食体験」、「防災シミュレーション」、「ペットとの暮らし」の3つのテーマを設定し、集合住宅にてEVのある暮らしを1泊2日で体験することができる。

テーマ1:+e試住×食体験
人気シェフを招き、収穫から調理、食べてくつろぐまでを体験。

テーマ2:+e試住×防災シミュレーション
EVZEHの融合により実現可能となった最先端の防災対策をゲーム感覚で体験。

テーマ3:+e試住×ペットとの暮らし
ガソリン車に比べて騒音・振動・匂いの点で優れるEVと、断熱性が高いZEHで、人とペットの快適を追求した暮らしを楽しむ。

 +e試住への応募は1月12日から開始しており、213()18:00が締切り。応募者から抽選で計36(各テーマ12)12日の無料体験が当たる。

■応募ページ
 https://form.securedc.nissan.co.jp/form/pub/nml/cp_202301_68662/?rfid=2

 また、現在集合住宅で暮らす人向けに、集合住宅へのEV充電設備導入方法をよりわかりやすくステップでまとめた特設サイトも新たに公開した。

■診断サービス「First Step 診断」
 https://ev2.nissan.co.jp/PLUSEPROJECT/

 集合住宅にEV普及の可能性を見出した日産と積水ハウス。もっと多くのユーザーが車と住まいの利便性を体験できるようなプロジェクトも期待したいところだ。

日産リーフは2トーン9種類、モノトーン色の全15種類。スマートフォンのような手軽な充電を謳っている。写真=日産

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