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クルマ2022.11.17

もう6割近くが装着済み!ドライブレコーダーのアンケート調査からも装備は必須!?

連日のように交通事故や危険運転のニュースが報道されているが、ニュースの中でドライブレコーダーの映像が使われていることも多くなった。はたして現在、ドライブレコーダーはどのくらい使われているのだろうか。日本トレンドリサーチとグーネット中古車は、共同でドライブレコーダーに関するアンケート調査を2022年9月に実施。ドライブレコーダー設置の有無や、撮影範囲、体験談などについて結果を発表した。

文=原田磨由子
資料=日本トレンドリサーチ

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車の所有者を対象に調査!

(c)Piman Khrutmuang – stock.adobe.com

 従来、交通事故に関する報道でも、事故の瞬間を捉えた映像はあまり見ることがなかった。しかし最近はドライブレコーダーの普及で、衝突の瞬間を見る機会も増えてきたようだ。さらに事故ではくても、あおり運転やヒヤリハットな映像などの報道も増えてきた。

 ではこのドライブレコーダー、実際にはどれほどの人が自分の車にドライブレコーダーを設置しているのだろうか。

 日本トレンドリサーチは、グーネット中古車と共同でアンケート調査を実施。車を所有している全国の男女を対象に「ドライブレコーダーの設置」について質問し、1394件の回答を得ている。ドライブレコーダーを設置している人、設置していない人の比率や経験談も語られているので、耳を傾けてみたい。

日本トレンドリサーチ:https://trend-research.jp/15923/
グーネット中古車:https://www.goo-net.com

ドライブレコーダーの設置車は6割弱

質問1:あなたの車には「ドライブレコーダー」を取り付けていますか?

 この問いに対し、58.2%の人が、ドライブレコーダーを「取り付けている」と回答。昨今はドライブレコーダーの映像を目にする機会が増えたが、意外にもまだ設置していない人が多くいる印象だ。

 ドライブレコーダーを設置している理由として、以下のようなコメントが集まっている。

・以前事故に遭って相手方が後ろから突っ込んできたのに、過失争いをしたことがあって、悔しい思いをしたから。(40代・女性)
・ドライブレコーダーの投稿動画を見て、自分がこんなことに巻き込まれたら嫌だなと思ったから。(40代・女性)
・あおり運転に巻き込まれたときや事故に遭ったときの証拠のため(50代・男性)
・事故が遭った際に、正しい状況がわかるから。(50代・女性)
・あおり運転への対策。事故発生時の状況を明確にするため。(60代・男性)

 ドライブレコーダーを設置していないことで悔しい経験をしたという人や、動画投稿サイトなどに投稿されている事故やあおり運転の映像を見て取り付けたという人もいるようだ。実際にショッキングな映像を目の当たりにすると、考えが変わる人も多いのだろう。

 一方で、ドライブレコーダーを設置していない人のコメントは以下の通り。

・取り付けたいと思っているが、つい先延ばしにしてしまう。(40代・女性)
・以前保険の特約で取り付けてみたが、金額ほどのメリットを感じなかった。(50代・男性)
・どれが良いか迷っていて、取り付けるタイミングを逃しています。(60代・男性)
・それほど遠いところに出かける機会はないので必要性を感じない。(60代・男性)
・あると安心だし防犯にもなるが、何となく面倒で取り付けていない。(60代・女性)

 ドライブレコーダー設置の必要性は感じつつも、さまざまな理由で先延ばしにしている人が多くいる印象だ。ガソリンスタンドや商業施設の駐車場などで、もっと手軽にドライブレコーダーを設置できる機会があれば、前向きに検討する人も増えそうだ。

前方・後方どちらもカバーできている人はおよそ半数

質問2:あなたが取り付けているドライブレコーダーの撮影範囲は?

 この問いには「前方と後方」との回答が約5割と最も多く、「前方のみ」が約4割という結果になっている。後方からの追突事故やあおり運転の対策として、できれば前方と後方はどちらもカバーしておきたいところだ。

 「前方と後方」と回答した人の中には、前方カメラのみから後方カメラを追加したという人もいるようだ。

・以前は前方だけだったのですが、あおり運転などが取り沙汰されるようになって、後方カメラも追加しました。(50代・女性)

1割弱が、ドライブレコーダー搭載の必要性を感じるトラブルに遭遇

質問3:ドライブレコーダー設置の必要性を実感するトラブルに遭遇した経験はありますか?

 この質問には、ドライブレコーダーの取り付けの是非に関係なく、1割近くの人が「ある」と回答。およそ10人に1人がトラブルを経験しているということは、非常に高い確率でトラブルに遭遇していると考えるべきだろう。

 どのようなトラブルに遭ったのだろうか? ドライブレコーダーを設置していて助かった人たちのコメントは以下の通りだ。

・事故に遭った時に、ドライブレコーダーの映像が決め手となり過失割合で自分がかなり有利になった。(20代・女性)
・右折時に直進車と接触。信号のある交差点で、相手は信号が青だったと言い張ったが、実際は赤だった。(50代・女性)
・自分の駐車場に違法駐車されていた時に証拠になった。相手の顔と車を撮影してくれていた。(50代・男性)
・車線変更してきた車にぶつけられた。かなり攻撃的だったがドライブレコーダー映像ありますと言ったら低姿勢になった。その後保険屋さんに任せました(60代・女性)
・自身のトラブルではなく、事故を目撃して警察と救急車要請をしたとき。警察の事情聴収で必要な時はSDを提出できることを申し上げた。(60代・男性)
・あおり運転の被害に遭いそうになったが、レコーダー設置のステッカーを見てあおり運転をやめた人がいた(60代・男性)

 やはり、事故に遭った時に証拠として役に立ったという人が多いようだ。また、ドライブレコーダー設置を主張するステッカーを貼ることで、被害防止に繋がったと感じる人もいるので、参考にしたい。

 逆に、ドライブレコーダーを設置しておらず、後悔したという人たちのコメントは以下の通り。

・いつの間にか車に傷がついていたことがあるから(40代・女性)
・人身事故。徐行以下の速度で左折した。その瞬間目の前に人が現れた。車の損傷無。当たった感覚もなし。そしてその瞬間目の前に立っていた。その後倒れた感じ。本当に当たったのか??? 相手は当たって倒れたという。入院までした。加害的なので反論できない。当たり屋に遭遇してしまった感じ。(50代・男性)
・スーパーの駐車場で完全停止中に、後方未確認の高齢者運転の軽トラがバックで運転席に突っ込んで来た。(50代・女性)
・追突事故の際、相手方がまだ誠意をもってくれて対応してくれたが、これがややこしい相手だと思うと、つけておくべきかと悩んだ(50代・男性)
・ある雨が降る明け方、交差点で右折しようとしたときに、車のライトが途切れた瞬間に車を動かしたら、無灯火の車が突っ込んできて正面衝突事故となった。しかし事故後は夜が明けてしまったので、相手の車の無灯火を証明するものがなくて、自分が19の配分で保険を使う羽目になった。(50代・男性)

調査結果のまとめ

 今回の調査では、6割近くの人がドライブレコーダーを取り付けており、撮影範囲は「前方と後方」タイプが最も多いことがわかった。「ドライブレコーダーを取り付けておいて良かった」というエピソードでは、やはり実際に事故に遭った時に証拠として役立ったという人が多かった。

 これまで事故やトラブルに一度も遭わなかったとしても、今後も遭わないという保証はない。思い立ったらすぐにでも、ドライブレコーダーを取り付けておきたいものだ。

「ドライブレコーダーに関するアンケート」調査概要
調査期間:2022921日 ~929
調査機関:日本トレンドリサーチ(自社調査)
集計対象:車を所有している全国の男女
有効回答:1394件
調査方法:インターネット調査
※回答は原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

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