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ライフスタイル最終更新日:2023.06.19 公開日:2022.10.14

絵本はどうやって選ぶ? 『ぶーぶー じどうしゃ』は、0歳から楽しめる、赤ちゃんが初めて出会うクルマの絵本。

赤ちゃんに絵本をプレゼントするなら、どんなものを選ぶのが良いのだろうか。大きな絵の絵本? それとも鮮やかな色使いの絵本? 今回は初めて絵本に触れる赤ちゃんにおすすめのクルマが登場する『ぶーぶー じどうしゃ』を紹介する。

文=高田ひかる

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車の名前を覚えられる絵本

『ぶーぶー じどうしゃ』(作・絵:山本忠敬/出版社:福音館書店)

『ぶーぶー じどうしゃ』(作・絵:山本 忠敬/出版社:福音館書店)

 リアルな絵が特徴の絵本『ぶーぶー じどうしゃ』は、1969年に発行されて以来50年以上愛されている。1台ずつ精巧に描きあげたイラストは、自働車メーカー各社のエンブレムやナンバープレートもしっかり描かれており、大人もついつい見入ってしまう。

0歳の赤ちゃんには、絵本の色使いを楽しむと同時に、音と一緒に楽しむのも良いだろう。「ぶーぶーじどうしゃ、さあしゅっぱつ」と、登場する男の子のセリフを、声に出しながら読みたい絵本だ。

『ぶーぶー じどうしゃ』より。消防自動車の場面。

赤ちゃんに絵本を選ぶなら

赤ちゃんと接したことがあるひとなら、コミュニケーションをとることに苦労したことがきっとあるはず。特にぐずってしまったときは、さあ大変。でもそんな時、架け橋になってくれるのが絵本だ。お気に入りの絵本を開いた瞬間に赤ちゃんが泣き止むという、不思議で素敵な経験をお持ちの方も多いことだろう。

アメリカのマクマスター大学・心理学教授ダフニ マウラ氏によると、赤ちゃんは生まれてすぐにいくつかの色を区別することができるという(※)。それは、黄色とオレンジ、赤、緑、トルコブルーだ。3~4か月後には色彩感覚は大人並になるそうだが、赤ちゃんに絵本を選ぶときにははっきりとした輪郭がある絵や、目立つ色合いのものがよさそうだ。

小さな子供のための絵本

ここで、赤ちゃんに初めての絵本を選ぶときにおすすめしたいシリーズがある。「こどものとも0.1.2.」は、赤ちゃんが両親との豊かなふれあいの時間を作ることを目指して、1956年に福音館書店から創刊され現在も続いている雑誌だ。そこから人気の作品が「0.1.2.えほん」として刊行されている。 先に紹介した『ぶーぶー じどうしゃ』もそのひとつだ。

カラフルな色使いの大きなイラストには簡単な文章が添えられ、まだ絵をはっきりと認識できていない赤ちゃんにもおすすめできる絵本だ。破れにくいように厚紙を使用し、角を丸くしているのでうっかり口に入れてしまっても、けがの心配が少なく安心できると人気がある。毎月さまざまな絵本が出版されているので好みに合わせてたくさんの絵本から選べることも嬉しい。図書館にも置いてあるので、気になる本を見つけたら手に取ってみてはいかがだろうか。

「0.1.2.えほん」のそのほかのおすすめ作品

『バルンくん』(作:こもり まこと/出版社:福音館書店)

『バルンくん』は、2003年に発行された絵本。小柄な車のバルンくんが、坂道をぐんぐん上り、うねうね道を走り抜け、サーキットへ向かう。バルンくんと一緒に走っているような気持ちになれる一冊。

『ぶーぶーぶー』(作:こかぜ さち/絵:わきさか かつじ/出版社:福音館書店)

『ぶーぶーぶー』は、2007年に発行された絵本。いろいろな色の自動車が「ぷーぷー!」「ぷっぷっ!」それぞれ違う音を鳴らしながら走っていくと、大きい自動車がやってきて……。擬音語を声に出して読みたい絵本だ。


『ぶーぶー じどうしゃ』
作・絵:山本 忠敬
出版社:福音館書店

※参考資料
●ダフニ,マウラ著・チャールズ,マウラ著・吉田利子訳(1992)『赤ちゃんには世界がどう見えるか』P166,草思社.

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