オッサンの目に嬉し涙。全日本模型ホビーショーの新製品が感動ものだった
2022年10月1日、2日に東京ビッグサイトで開催される「第60回 全日本模型ホビーショー」は、プラモデル、ラジコン等の新製品が発表されるイベント。その中から、車、バイク関連で気になるものを紹介するが、アラフィフおっさんの目頭が熱くなる新製品ばかりだ。
令和に昭和のケンメリGT-R、CB750Four、RZ250のプラモデルが発売
2022年10月1日、2日に東京ビッグサイト(南1、2ホール)で開催されるプラモデル、ラジコン等の新製品が発表されるイベント「第60回 全日本模型ホビーショー」に出品された車、バイク関連で気になるものを紹介。
同イベントでは、プラモデルメーカー各社が令和の最新技術で開発した2022年下半期向けの新製品がズラリと並んだ。しかし昨今の新製品は、最新のレーシングカーやスポーツカーのプラモデルばかりではなく、アラフィフおじさんたちが青春時代をともにした車やバイクが続々とプラモデル化されているのだ。そこで今回の全日本模型ホビーショーで気になる車、バイクのプラモデル新製品を紹介しよう。
まずはハセガワから。車の新製品は「1/24スケール ミノルタ トヨタ91C-V」と「1/24スケール ミニ クーパー1.9(1997年型)」、バイクでは「1/12スケール ヤマハRZ250(4L3)(1980年型)」が出品された。ミノルタ トヨタ91C-Vは1991年の全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権で活躍したグループCマシンで、プラモデルは内部のエンジンまで再現されている。ヤマハRZ250は1980年代のバイクブームの火付け役ともいえる1台で、アラフィフおじさんにとっては正に青春のバイクだ。
続いてアオシマは、車のプラモデルで「1/32スケール ニッサンC110スカイラインGT-R」、組み立てと塗装済みの新製品でバイクの「1/12スケール ホンダ ドリーム CB750 Four」と「1/12スケール ヤマハRZ250」を発表した。
ハセガワ、アオシマとも令和の技術で昭和の車、バイクのプラモデル、組み立て塗装済みの新製品を出品したが、一方で令和の新型車、バイクのプラモデルも発表されている。
7代目フェアレディZ、ドゥカティの最新モデルが!
令和の最新モデルたちの新製品も発表しているのがタミヤだ。同車のプラモデル新製品は「1/24スケール ニッサン フェアレディZ」と「1/12スケール ドゥカティ スーパーレッジェーラV4」。
タミヤは今回の新製品である7代目フェアレディZの前に、2代目の240Z、3代目の300ZX(Z31)、5台目のZ33、6代目のZ34も1/24スケールのプラモデルとして製品化している。今回の7代目と一緒にそれらと並べコレクションしてみることはプラモデルの楽しみ方の1つといえるだろう。
ところで車、バイク以外だが、こんなものもプラモデル化されているのをご存じだろうか? それはハセガワの「1/12スケール レトロ自販機(アイス)」だ。ジオラマと呼ばれる街並みを再現した情景模型等に使うためにプラモデル化されたものだろうが、アイスだけでなく、うどんやトーストサンド、本のレトロ自販機もプラモデル化されているのだ。プラモデルの世界って意外と奥が深い。