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クルマ最終更新日:2018.08.10 公開日:2018.08.10

ガンダムの「ハロ」が AIコミュニケーションロボットに

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ガンダムの主人公、アムロの相棒「ハロ」が我が家にやってくる?!

 株式会社バンダイがAI(人工知能)を利用し、マニアックなコミュニケーションロボットを発表した。その名も「ガンシェルジュ ハロ」。最大の特徴は、アニメ「機動戦士ガンダム」に関する会話を楽しむために特化したアイテムであること。ガンダムについて語り合ったり、ドラマの中の名セリフを再現してくれたりと、ガンダム好きにはたまらないと話題を呼んでいる。

AI技術が結集された「ガンシェルジュ ハロ」って何?

 人気テレビアニメ「機動戦士ガンダム」に登場するマスコットロボット「ハロ」。「ハロがもし現代に存在していたら」をテーマにしたAIコミュニケーションロボットが「ガンシェルジュ ハロ」だ。「ガンシェルジュ」とは、”ガンダム”と”コンシェルジュ”の造語。バンダイが企画・販売を行い、日本アイ・ビー・エム株式会社がガンダムに特化した会話システムを構築。ハロ本体の機構、回路設計と生産はVAIO(バイオ)株式会社が行っている。

 「ガンシェルジュ ハロ」は、ユーザーの発した言葉を音声認識し、AIで意味と意図を分析。アニメと同じ「ハロ」の声で、データベースから最適な回答をする。ここまでは、一般的なAIコミュニケーションロボットの機能だが「ガンシェルジュ ハロ」が一味違うのは、1979年に放送されたテレビアニメ『機動戦士ガンダム』(全43話)についての情報が網羅されている点。これによって、ガンダムの基本から踏み込んだ内容まで、作品にまつわるさまざまな会話を存分に楽しむことができるのだ。会話には、キャラクターの名セリフや忘れられないシーンなども登場し、話せば話すほど深い知識や話題を楽しめるとのこと。さらにユーザーとの会話内容を分析し、好みの話題で延々と話し続けることができるというのも大きな魅力だ。

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上記はいくつかの会話例だが、会話内容を分析して最適な話題をカスタマイズすることもできる。

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キュートな動きにも注目!

愛嬌たっぷりの動きも魅力。実用的な機能も装備!

 本体の目と口にはLEDが内蔵され、色や点滅で「ハロ」の状態や表情を演出。会話している相手の方を向き、前後左右に揺れたりと、アニメと同様の愛らしい動作が再現されているところもたまらない。

 また、スマートフォンと接続することで、スピーカー機能や目覚まし機能など、会話以外の実用的な機能が使えるのもありがたい。 180810_15.jpg

話しかけるとクルリと振り向き、目と口を光らせながら会話してくれる。

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このように手足を出した状態でディスプレイすることも可能だ。

 アニメに登場した「ハロ」と実際に会話ができ、しかもその内容はすべてガンダムについてのネタばかり。長年のガンダムファンにとっては、まさに夢のアイテムと言えそうだ。

 気になるお値段は、138,000円(税抜)で、バンダイ公式のショッピングサイト「プレミアムバンダイ」のみで現在予約受付中。価格はちょっとお高いが「ハロ」とガンダムに関するトークができ、しかも話すほど意気投合していくとなると「ガンシェルジュ ハロ」はあなたにとって、ある意味もっともわかりあえる友人になるかもしれない。

 また、ソフトバンク表参道店では、8/11(土)・12(日)の2日間、12時~17時の時間帯で「ガンシェルジュ ハロ」の体験会を実施するという。

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