ポルシェの新型はミドシップスーパーカーだ! 911の上位に位置する新型「ミッションS」を発表!
ポルシェは、新たなデザイン戦略を提示するビジョンモデル「ミッションS」を発表した。ポルシェらしい伝統的なデザインを継承しながら、アナログとデジタルを融合させた新しいドライビング体験を追求したモデルだ。「911」の上位に位置するミッドシップスーパースポーツカーの誕生に期待が集まる。
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ポルシェの伝統を受け継ぎ、未来のデザインを提示
ミッションSは、ポルシェが進める戦略的再編「Sportwagenschmiede ’35」の一環として発表されたビジョンモデルだ。ブランドのデザインアイデンティティーを進化させるとともに、今後の製品ラインアップにつながるデザインや技術の方向性を示している。
エクステリアは、ワイド&ローのプロポーションと、ポルシェを象徴するフェンダー形状やルーフラインが特徴。流れるようなボディラインと立体的な曲面によって、力強さと軽快さを表現している。
デザインには、歴代の名車から得たインスピレーションが随所に盛り込まれた。丸型ヘッドライトやフェンダーの造形は911を想起させるほか、フロントは1998年のル・マン24時間レースで総合優勝を果たした911 GT1、リアのルーフラインはスーパースポーツカーの959をモチーフとしている。また、ホイールには928の特徴的なデザインを取り入れた。
こうした歴史的な意匠を現代的に再解釈することで、ポルシェらしさを保ちながら、新しい時代に向けたデザインを提案している。
ドライバーを主役にするインテリア
ポルシェ ミッションS|Porsche Mission S
インテリアで重視されたのは、ドライバーとクルマとの一体感だ。
アナログの操作系とデジタルディスプレイを組み合わせ、直感的に扱えるコックピットを追求。ステアリングホイールの後方には5つの丸型メーターを配置し、中央にはアナログの針を備えたレブカウンターを設けた。走行モードに応じてメーターの表示や配置が変化する仕組みも採用している。
一方、ダッシュボードには常設のセンターディスプレイや助手席側ディスプレイを設けず、必要に応じて使用できる格納式のスマートフォンシステムを採用。スマートフォンをナビゲーションや情報表示に活用することで、デジタル機能を取り入れながら、運転に集中できる環境を目指した。
装飾や機能を増やすのではなく、操作の分かりやすさとドライビングの楽しさを優先する。その考え方は、550スパイダーや356といった歴代モデルのシンプルなインテリアにも通じている。
ポルシェ ミッションSのワールドプレミアは、マンハッタンを見渡すクイーンズの埠頭という、1953年にポルシェ550スパイダーがはじめて公開された同じ場所が選ばれた。
911の上位に新たなミッドシップスーパースポーツカーを計画
ポルシェ ミッションS|Porsche Mission S
今回の発表で注目したいのが、ミッションSを通じて示された新たな車種展開の構想だ。
ポルシェは、911に加えて、継続的にラインアップするミッドシップスーパースポーツカーのプラットフォームを開発すると発表した。単発のハイパーカーではなく、顧客向けの製品ラインアップに恒久的な選択肢として加えることを想定している。
その開発には、長年にわたるモータースポーツの経験や、ポルシェ独自の技術、そしてミッションSで披露された新たなデザインの考え方が生かされるという。
ミッションSは、過去の名車を振り返るだけのコンセプトカーではない。ポルシェが受け継いできたスポーツカーの伝統を、これからのデザインと商品戦略へどうつなげていくのか。その方向性を示す重要なビジョンモデルとなりそうだ。
ポルシェ ミッションS|Porsche Mission S




