2019年02月05日 14:30 掲載

旧車 アンケート「復活してほしい三菱車は?」「トヨタの往年の“1600GT"どれが好き?」の結果は?【クルマ好き4択】


くるくら編集部 日高 保

【1月31日アンケート結果】トヨタ往年の"1600GT"対決、どれが好き?

 「どのクルマが好きですか?」第1回の条件は"トヨタ車の中で1600ccのエンジンを搭載した走りを求めたモデル"として、「カリーナ1600GT」、「カローラFX1600GT」、「セリカ1600GT」、「(トヨタ)1600GT」の4車種を選択肢にしました。

 トヨタの往年の"1600GT"たちですが、事前の予想では、歴史が長く現行車種「カローラ スポーツ」の祖先ともいえる「カローラFX」か、人気のあった「セリカ」のどちらかかだろうと予想していたところ、1位は「セリカ1600GT」に! 今回は108票もの投票をいただいたのですが、その半分を上回る56%を獲得してブッチギリともいえる1位でした^^。

 「セリカ」(※1)は日本初のスペシャリティカーとして、1970年12月に販売を開始します。特徴は、それまでのクーペにはなかった、セダンベースではなく、クーペとして最初から新規に設計されたこと。それにより従来にないスタイリングが誕生し、好評を博したのです。また、フォードが「マスタング」で導入した"フルチョイス・システム"を採用したことも特徴でした。今でこそ当たり前ですが、エンジン、ミッション、内外装、アクセサリーなどをユーザーの嗜好に合わせて選択でき、"自分だけの1台"を作ることができました。

※1 セリカに関しては、別記事『「セリカ」てんこ盛り! 「リフトバック」に「XX」、WRC参戦ラリーカーも!!』にて、初代から中期のモデルと、往年のラリーカーを紹介

トヨタ セリカ 1600GT|toyota celica 1600gt

初代「セリカ」の「1600GT」。フロントグリルの「GT」のエンブレムが「1600GT」の証だ。「カリーナ」とは同日発売の兄弟車だが、グレードの設定は異なり、「セリカ」には最初から「1600GT」がラインナップされていた。「トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル in 神宮外苑 2017」にて撮影。

 20%を獲得して2位となった「1600GT」は、3代目「コロナ」(※2)のハードトップをベースに、レースへの投入を想定して開発された車種でした。1967年8月に登場し、1年強のみの生産で終了しましたが、現在でもオーナーズクラブがあるなど、熱心なファンのいるクルマです。特徴としてエンジンが大幅に改良されていまして、「コロナ ハードトップ 1600S」用の排気量1587ccの直列4気筒OHVエンジン「R」のツインキャブ仕様である「4R」を、さらにヤマハが1気筒当たりに2バルブ化してDOHCエンジンとした「9R」を搭載しました。同エンジンは20馬力アップの110馬力でした。

 レースの戦績は、「1600GT」のプロトタイプをベースにしたレース仕様車「RT-X」がデビュー戦となった1966年の「富士スピードウェイ完成記念レース」や翌年の「鈴鹿12時間耐久レース」で優勝しました。その後も、約3年にわたってツーリングカーレースで活躍しました。

※2 3代目「コロナ」については、別記事『【オートモビルカウンシル2018】「コロナ」、「MID4」、「レジェンド」!トヨタ・日産・ホンダの過去と今、そして未来』にて紹介(グレードは「デラックス」)

トヨタ 1600GT|toyota 1600gt

「1600GT」。グレードには通常の4速仕様の「GT-4」のほかに、「2000GT」用の5速ギアボックスを備えた「GT-5」も用意された。この「GT-5」をベースとしたレーシングカーが、1968年の第5回日本グランプリで優勝している。「JCCA ニューイヤーミーティング ファイナル(2019)」にて撮影。

 16%を獲得して3位となった「カリーナ」(※3)は、「セリカ」の兄弟車として1970年12月1日に同日発売されました。「セリカ」とはグレードの設定が異なり、排気量1588ccの直列4気筒DOHCエンジン「2T-G」(115馬力)を搭載した「1600GT」は、2ドアクーペタイプが1971年4月に、4ドアセダンタイプが同年12月に追加されました。こうした差があったためか、走りを追求したイメージは「セリカ」ほどには至りませんでした。それが出たようで、今回の投票ではあまり票を伸ばせませんでした。

※3 「カリーナ」を別記事『【トヨタ博物館 クラシックカー・フェス 2018】(6)70年代後編:初代「カローラ レビン」やケンメリ「スカイライン」など!』にて紹介(グレードは「1400 デラックス」)

「セリカ」と「カリーナ」の生産第1号を並べて記念撮影されたもの。「セリカ」と「カリーナ」が販売チャネルの異なる兄弟車として同時に生産していたことがわかる貴重な画像。

 そして4位となったのが、8%獲得の「カローラFX」でした。同車はハッチバックモデルとして1984年10月に初代が登場し、1995年5月まで3代続きました。FXとは"FF・2BOX"という意味です。数多くの派生車種が存在する「カローラ」シリーズには、「1600GT」がいくつかありますが、走りのイメージが強いハッチバックであることから、「カローラFX」には初代から3代目まですべてに設定されていました。しかし、今回は残念なことに思ったほど票が伸びませんでした。もしかしたら「FX」に限定せず、「カローラ1600GT」としていたらもう少し伸ばせていたたのかもしれません。

トヨタ カローラFX  1600GT リミテッド|toyota corolla fx 1600gt limited

初代「カローラFX 1600GT リミテッド」1986年式。5代目「カローラ」のトランク部分を切り詰めて、2BOXのハッチバックスタイルとした。1980年代は欧州の小型車市場では、2BOXハッチバックが人気を博しており、日本でも人気が出てきたことから、トヨタは「スターレット」、「ターセル」、「コルサ」、「カローラII」に続く5車種目として国内市場にこの「カローラFX」を投入した。「お台場旧車天国2017」にて撮影。

【2月7日〆切実施中】復活してほしいホンダの軽自動車、どれ?

 現在実施中のアンケートは、再び「復活してほしいクルマ」シリーズ。ホンダにも時代を彩った数々の人気車種がありましたが、今回は以下の4車種の軽自動車をピックアップしてみました。スポーツタイプのスペシャリティカー「Z(Z360)」(※4、1970~1974)、最初は商用車としてスタートした「トゥデイ」(1993~1998)、スポーツカー「ビート」(1991~1996)、1971~2014年と長年にわたって活躍した「ライフ」の4車種です。さあ、あなたはどれに復活してほしいですか?

ホンダ Z/トゥデイ/ビート/ライフ|honda z/today/beat/life

左上から、「Z(Z360)」、「トゥデイ」、「ビート」、「ライフ」。時代や用途などは異なれど、すべて名の知られたホンダの軽自動車。

※4 Z(Z360)については、別記事『あだ名は「水中メガネ」! ホンダ「Z360」、実は今年で生誕50周年。でも、まだまだ元気に走ってます』にて紹介(グレードは「GSS」)

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