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最終更新日:2019.02.05 公開日:2019.02.05

アンケート「復活してほしい三菱車は?」「トヨタの往年の”1600GT”どれが好き?」の結果は?【クルマ好き4択】

メイトパークの公式Twitterで実施中のアンケート&クイズ企画「クルマ好き4択」。1月29日の「復活してほしい三菱車は?」と、1月31日の「トヨタの“1600GT”、どれが好き?」の結果発表です!

 惜しまれつつも姿を消したクルマの中から、復活してほしい車種をお聞きするアンケートが「復活してほしいクルマ」シリーズです。その「三菱」編を1月29日に実施しました。続いて1月31日に実施したのが、共通項を持つクルマを集めてどれが好きかをお聞きする、新企画のアンケート「どのクルマが好きですか?」。今回は「トヨタ車1600GT対決!」ということで、1600ccのエンジンを搭載し、走りを追求した往年のトヨタ車4車種を集めました。

【1月29日アンケート結果】復活してほしい三菱車は?

 取り上げた4車種は、「ギャラン」シリーズ、「スタリオン」、「GTO」、「ミニカ」の4車種。

 今回の事前予想は、どれも人気のあった車種ばかりで予想が困難でした。海外でも人気のあった「GTO」が票を伸ばすだろうと思われました。とはいえ、ほかの3車種も人気があったので、難しい選択です。

 そして今回もまた100票近い96票もの投票をいただき、ありがとうございましたm(__)m。得票の状況は、「GTO」と「ギャラン」シリーズの2強対決となり、最終的に「GTO」が34%を獲得して1位となりました!

 「GTO」は1990年に登場し、2001年までフルモデルチェンジすることなく生産された”スーパー4WDスポーツカー”。当時の三菱車らしく、ハイテク装備満載でした。ちなみにその車名はイタリア語の「Gran Turismo Omologato」の略で、「GTカーとして正式に承認されたクルマ」という意味です。

「GTO」。排気量3000ccのV6ツインターボを搭載し、馬力は当時のメーカー規制いっぱいの280馬力を発揮。クラス初のフルタイム4WD、4輪操舵、電子制御式サスペンション、アクティブエアロ(フロント・ベンチュリカバーとリアスポイラーが可動)、エキゾーストノートを2段階に変更できるアクティブ・エキゾーストシステムなど、ハイテク装備の充実が特徴だった。

 29%を獲得して2位となった「ギャラン」シリーズは、1969年から2005年まで国内では8代にわたって生産されたセダン/クーペシリーズです。2005年で一度終了しますが、2007年から2015年までは、直接的な系譜ではないのですが、国内のみ「フォルティス」のサブネームをつけた「ギャラン フォルティス」が販売されました。また、複数の派生車種が誕生したのも特徴でして、1970年に誕生したのがスポーツタイプのスペシャリティカー「ギャランGTO」。そのサブネームは1位となった「GTO」で復活を遂げたのでした。 

初代「コルト ギャラン」。当初「ギャラン」は、レースでも活躍した三菱初期の乗用車「コルト」(1962年登場)の名を冠していたが、2代目からはそれが外されて独り立ちとなった。1976年に発売された3代目からは、三菱の技術力を結集させた意味合いとしてサブネームがつけられ、「ギャランΣ(シグマ)」となり、1987年登場の6代目からは再び「ギャラン」に戻った。

 21%を獲得して3位となった「スタリオン」は、三菱のスポーツタイプの高級スペシャリティカーのシリーズ第4弾。1982年から1990年まで、フルモデルチェンジすることなく生産されました。映画「キャノンボール2」では、ジャッキー・チェンたちが乗り込んで活躍したことが知られています。今回の4車種中、「スタリオン」と「GTO」は時代こそ異なりますが、同じスポーツカーのジャンル。もしかしたら悩んだ結果、「GTO」への投票という人もいたのかもしれません。

「スタリオン」。「ギャランGTO」(1970)、「ギャランクーペFTO」(1971)、「ランサーセレステ」(1975)に続く、スポーツタイプの高級スペシャリティカーとして1982年に登場。スラントノーズ、ショートデッキ、ダックテールなどを特徴とするウェッジシェイプのスタイリングが特徴だった。ボディ各所で空力への配慮が行われ、Cd(空気抵抗係数)値0.35を実現していた。

 4位は10%の「ミニカ」でした。同車は1962年に登場し、2011年の生産終了まで8代にわたって長く生産された軽自動車です。歴史のある軽自動車なのですが、今回は残念ながら票が伸びなかったようです。

2代目のマイナーチェンジモデル「ミニカ72」。1961年登場の三菱の軽商用車「360」の乗用車版として、1962年に登場したのが初代「ミニカ」だ。その名は、ミニカーを意味する。1969年にフルモデルチェンジが行われ、”1970年代を先取りする近代的なミニカー”として「70」のサブネームがつけられた「ミニカ70」が発売。1971年9月のマイナーチェンジを受けて登場したのが「ミニカ72」だ。

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続いては、往年のトヨタ車の”1600GT”対決!

【1月31日アンケート結果】トヨタ往年の”1600GT”対決、どれが好き?

 「どのクルマが好きですか?」第1回の条件は”トヨタ車の中で1600ccのエンジンを搭載した走りを求めたモデル”として、「カリーナ1600GT」、「カローラFX1600GT」、「セリカ1600GT」、「(トヨタ)1600GT」の4車種を選択肢にしました。

 トヨタの往年の”1600GT”たちですが、事前の予想では、歴史が長く現行車種「カローラ スポーツ」の祖先ともいえる「カローラFX」か、人気のあった「セリカ」のどちらかかだろうと予想していたところ、1位は「セリカ1600GT」に! 今回は108票もの投票をいただいたのですが、その半分を上回る56%を獲得してブッチギリともいえる1位でした^^。

 「セリカ」(※1)は日本初のスペシャリティカーとして、1970年12月に販売を開始します。特徴は、それまでのクーペにはなかった、セダンベースではなく、クーペとして最初から新規に設計されたこと。それにより従来にないスタイリングが誕生し、好評を博したのです。また、フォードが「マスタング」で導入した”フルチョイス・システム”を採用したことも特徴でした。今でこそ当たり前ですが、エンジン、ミッション、内外装、アクセサリーなどをユーザーの嗜好に合わせて選択でき、”自分だけの1台”を作ることができました。

※1 セリカに関しては、別記事『「セリカ」てんこ盛り! 「リフトバック」に「XX」、WRC参戦ラリーカーも!!』にて、初代から中期のモデルと、往年のラリーカーを紹介

初代「セリカ」の「1600GT」。フロントグリルの「GT」のエンブレムが「1600GT」の証だ。「カリーナ」とは同日発売の兄弟車だが、グレードの設定は異なり、「セリカ」には最初から「1600GT」がラインナップされていた。「トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル in 神宮外苑 2017」にて撮影。

 20%を獲得して2位となった「1600GT」は、3代目「コロナ」(※2)のハードトップをベースに、レースへの投入を想定して開発された車種でした。1967年8月に登場し、1年強のみの生産で終了しましたが、現在でもオーナーズクラブがあるなど、熱心なファンのいるクルマです。特徴としてエンジンが大幅に改良されていまして、「コロナ ハードトップ 1600S」用の排気量1587ccの直列4気筒OHVエンジン「R」のツインキャブ仕様である「4R」を、さらにヤマハが1気筒当たりに2バルブ化してDOHCエンジンとした「9R」を搭載しました。同エンジンは20馬力アップの110馬力でした。

 レースの戦績は、「1600GT」のプロトタイプをベースにしたレース仕様車「RT-X」がデビュー戦となった1966年の「富士スピードウェイ完成記念レース」や翌年の「鈴鹿12時間耐久レース」で優勝しました。その後も、約3年にわたってツーリングカーレースで活躍しました。

※2 3代目「コロナ」については、別記事『【オートモビルカウンシル2018】「コロナ」、「MID4」、「レジェンド」!トヨタ・日産・ホンダの過去と今、そして未来』にて紹介(グレードは「デラックス」)

「1600GT」。グレードには通常の4速仕様の「GT-4」のほかに、「2000GT」用の5速ギアボックスを備えた「GT-5」も用意された。この「GT-5」をベースとしたレーシングカーが、1968年の第5回日本グランプリで優勝している。「JCCA ニューイヤーミーティング ファイナル(2019)」にて撮影。

 16%を獲得して3位となった「カリーナ」(※3)は、「セリカ」の兄弟車として1970年12月1日に同日発売されました。「セリカ」とはグレードの設定が異なり、排気量1588ccの直列4気筒DOHCエンジン「2T-G」(115馬力)を搭載した「1600GT」は、2ドアクーペタイプが1971年4月に、4ドアセダンタイプが同年12月に追加されました。こうした差があったためか、走りを追求したイメージは「セリカ」ほどには至りませんでした。それが出たようで、今回の投票ではあまり票を伸ばせませんでした。

※3 「カリーナ」を別記事『【トヨタ博物館 クラシックカー・フェス 2018】(6)70年代後編:初代「カローラ レビン」やケンメリ「スカイライン」など!』にて紹介(グレードは「1400 デラックス」)

「セリカ」と「カリーナ」の生産第1号を並べて記念撮影されたもの。「セリカ」と「カリーナ」が販売チャネルの異なる兄弟車として同時に生産していたことがわかる貴重な画像。

 そして4位となったのが、8%獲得の「カローラFX」でした。同車はハッチバックモデルとして1984年10月に初代が登場し、1995年5月まで3代続きました。FXとは”FF・2BOX”という意味です。数多くの派生車種が存在する「カローラ」シリーズには、「1600GT」がいくつかありますが、走りのイメージが強いハッチバックであることから、「カローラFX」には初代から3代目まですべてに設定されていました。しかし、今回は残念なことに思ったほど票が伸びませんでした。もしかしたら「FX」に限定せず、「カローラ1600GT」としていたらもう少し伸ばせていたたのかもしれません。

初代「カローラFX 1600GT リミテッド」1986年式。5代目「カローラ」のトランク部分を切り詰めて、2BOXのハッチバックスタイルとした。1980年代は欧州の小型車市場では、2BOXハッチバックが人気を博しており、日本でも人気が出てきたことから、トヨタは「スターレット」、「ターセル」、「コルサ」、「カローラII」に続く5車種目として国内市場にこの「カローラFX」を投入した。「お台場旧車天国2017」にて撮影。

【2月7日〆切実施中】復活してほしいホンダの軽自動車、どれ?

 現在実施中のアンケートは、再び「復活してほしいクルマ」シリーズ。ホンダにも時代を彩った数々の人気車種がありましたが、今回は以下の4車種の軽自動車をピックアップしてみました。スポーツタイプのスペシャリティカー「Z(Z360)」(※4、1970~1974)、最初は商用車としてスタートした「トゥデイ」(1993~1998)、スポーツカー「ビート」(1991~1996)、1971~2014年と長年にわたって活躍した「ライフ」の4車種です。さあ、あなたはどれに復活してほしいですか?

左上から、「Z(Z360)」、「トゥデイ」、「ビート」、「ライフ」。時代や用途などは異なれど、すべて名の知られたホンダの軽自動車。

※4 Z(Z360)については、別記事『あだ名は「水中メガネ」! ホンダ「Z360」、実は今年で生誕50周年。でも、まだまだ元気に走ってます』にて紹介(グレードは「GSS」)

【クルマ好き4択】過去の記事

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