2017年06月20日 02:00 掲載
ニュース・プラス
【第85回ル・マン24時間】
トヨタ、予選タイムは更新するも、
立ちはだかるル・マンの壁。
夕闇の中を走る全面改良型「TS050 HYBRID」。ラップタイムは間違いなくポルシェよりも速かった。
2017年で85回の開催数を数える、世界三大レースのひとつ「ル・マン24時間レース」。仏サルト県ル・マン市の「サルト・サーキット」(13.629km)において、今年は現地時間の6月17日15時から18日15時にかけて決勝が行われた。
ワークス勢は、昨年、残り3分で勝利を逃したトヨタと、大逆転劇で通算18勝目を飾ったポルシェとの一騎打ちとなった。4つあるクラスの内、レース専用ハイブリッド車が参戦できる最高峰の「LMP1-H」での参戦だ。
なお、かつてのル・マンは単独のレースとしてACO(フランス西部自動車クラブ)の主催で開催されていたが、2012年からはFIA世界耐久選手権(WEC)に組み込まれ、毎年第3戦として開催されている。ただし、ほかのレースと比較して特別に長時間であることや歴史的に別格であることもあって、2倍のポイントを獲得できるのが特徴だ。
全面改良型「TS050 HYBRID」。7号車は小林可夢偉選手らがステアリングを握り、予選でポールポジションを獲得した。
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