トヨタ博物館、「はたらく自動車」展を11月27日まで開催
トヨタ自動車(トヨタ)は6月20日、同社が運営する有料文化施設「トヨタ博物館」(愛知県長久手市)において、夏休みを含む7月16日(土)から11月27日(日)まで、子どもたちに人気の緊急車両や産業用車両を集めた企画展「はたらく自動車」を今年も開催することを発表した。
10回目となる今回は、パトカー、消防車、救急車、JAF災害対策指揮車、ハイウェイパトロールカー、フォークリフトの6台の実車を展示。ちなみにすべてトヨタ車および関連会社のもので固めているのが今回の特徴。車種は以下の通りとなっている。
●パトカー:クラウン パトロールカー
●消防車:ランドクルーザー
●救急車:救急車 ハイメディック
●JAF災害対策指揮車:メガクルーザー
●ハイウェイパトロールカー:ハイラックス
●フォークリフト:豊田自動織機 トヨタ L&F GENEO-B
6台の展示車両はすべて乗り込むことができ、オリジナルワークブック「調査隊ノート」(和英併記)を使って、6台の役割や機能、それぞれのクルマではたらく人々の仕事内容を子どもたちが楽しみながら学べるものとなっている。展示会場は新館2階の企画展示ゾーンで、昨年までの本館2階と比べてより見やすく配置される予定だ。
JAF災害対策指揮車。手前味噌だが、レア度の高い車両だ。
また企画展と連動して、以下の5回のイベントが同施設無料ゾーンのP2駐車場で実施される。
●7/16(土):交通安全教室&パトカー・白バイの走行披露
●9/24(土):ハイウェイ・パトロールカーの実演
●10/1(土):キャリアカー車両積み込みの実演
●10/8(土):消防車・救助工作車の実演
●10/15(土):油圧ショベルカー&かにクレーンの実演
さらに有料工作イベントが7月16日(土)から8月21日(日)までの間の土日祝日と、8月12日(金)、同15日(月)、同16日(火)のお盆期間に実施される。どちらも1日100個まで用意。幻の名車「2000GT」は次世代にぜひ伝えてほしいところだ。
●プラスティッククラフト トヨタ2000GT(300円)
●ねんどDEプルバックカー(500円)
そのほか、東日本大震災の災害復興のために東北の沿岸部で活躍した水陸両用ブルドーザーを写真と映像で紹介する写真展、館内でお気に入りのクルマを探して絵を描いて自分だけの絵本を作れるワークショップ「かんたん★クルマの絵本製作」(8月20日(土)、参加費800円/冊、定員12組、要事前予約)など、さまざまなイベントが用意されている。
クルマやメカが好きなお子さんのいるご家庭なら、この夏休みに遊びに行く先の候補の一つとして、今から予定しておいてはいかがだろうか。もちろん、大人だけで楽しみに行くのもOKだ。
昨年のキャリアカー車両積み込みイベントの様子。
2016年6月20日(JAF MATE社 IT Media部 日高 保)