2017年05月25日 02:03 掲載

ニュース・プラス 今年は自転車誕生200周年。
その発祥を
写真で振り返る。


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改良の歴史

 ドライスにはじまった自転車は、その後ヨーロッパ人の手により様々に改良されていく。

 1861年フランス人ピエール・ミショーは、ペダルを直接前輪に取り付けた自転車を発売する。これは初めて工業製品として量産された自転車でもあった。

 このミショー型をさらに進化させたのが、1870年頃に発売されたペニー・ファージング型自転車である。スピードを追求するために、前輪を巨大化させたこの自転車に多くのメーカーが追随し、中には直径が1.5mを超えるものまで出現したという。しかしこの自転車は重心位置が極端に高いため安定が悪く、転倒すれば高所より頭から落ちる危険な乗り物だった。

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前輪が極端に大きいペニー・ファージング型の自転車と2人の紳士。1885年当時の写真。©picture-alliance/ ZB

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1875年のペニー・ファージング型の自転車。前輪の上に装着されたサドルとハンドルが直結していてバランスを取るのが難しかったことが想像される。©dpa

 1879年イギリス人ヘンリー・ジョン・ローソンによって後輪をチェーンで駆動する現在の自転車に近いものが製作された。これはビジクレットと呼ばれ、英語のBicycleの元となるのである。

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珍しい3人乗りのチェーン駆動自転車。1895年のフランスの写真。©picture alliance / Lux-in-Fine/Leemage

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時代を証する写真