ギャラリー: 吉田 匠の『スポーツ&クラシックカー研究所』Vol.07「番外編」英王室御用達のSUV「ランドローバー・ディフェンダー」は、なぜ世界中で愛される車になったのか(中編)
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初期のランドローバーと、それを追走する最新のディフェンダー90。いわば70年の時を隔てた新旧イギリス版クロスカントリーヴィークルの勇姿。
ランドローバーは登場から4年後の1952年に早くも生産5万台を達成し、ソリハルの工場でセレモニーが開かれた。
1950年代前半と思われるソリハル工場の内部。生産ラインはあるものの、基本的に手造りで、右側に半完成車が並ぶ。左側にあるのはアルミ製のボンネットか。
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後にシリーズⅠと呼ばれることになる初期型ランドローバー。平面を多用した簡潔極まるボディに英国風の機能美が宿る。
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1952年に登場したシリーズⅡ、88インチホイールベースのピックアップ。ボディサイドのプレスラインが入るなど、デザインはシリーズⅠより洗練された。
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シリーズⅡの時代にはフォワードコントロール、日本式にいうキャブオーバーのトラック風もシリーズに加わった。
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シリーズⅡ後期のⅡ-Aからヘッドライトが左右フェンダー先端に移り、さらにグリルがやや装飾的なデザインになったのがシリーズⅢ初期型の特徴。これは88インチモデル。
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グリルがブラックアウトされたシリーズⅢ後期型の109エステートワゴン。これはレンジローバーと同じV8エンジン搭載の1977年モデル。
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ボディが大型化され、エンジンがV8になっても、川を渡る能力は健在。これはおそらくソリハル工場に隣接したテストコース内の川を走るカット。
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1970年にランドローバー社から発表された画期的な高級クロスカントリーヴィークル、初代レンジローバー。今日の世界的なSUVブームの元祖となったクルマである。
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ランドローバーのブランド誕生65周年たる2013年に、歴代のモデルが参集した。右から4台目のひときわモダンなモデルが初代レンジローバー。
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2016年1月29日、ソリハル工場で生産された最後の1台となったディフェンダー88モデル。オーバーフェンダーなどのデザインはぐっとモダンになっている。
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ランドローバー誕生70周年を記念して150台だけ限定生産された本当に最後のクラシックディフェンダー、その名もワークスV8。
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新型ディフェンダーと90並んだシリーズⅠランドローバー。70年以上の時を隔ててその姿とメカニズムは変われども、不屈の悪路走破性は不変。
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Land Rover Forever ! Defender Forever !