クルマのある暮らしをもっと豊かに、もっと楽しく

Cars

最終更新日:2023.06.19 公開日:2023.03.05

安全運転に重要な脳の機能を鍛える「運転脳トレ」の提供スタート!

株式会社NeU(以下NeU)は、運転業務への従事者を対象に、3月1日より安全運転に重要な脳の機能を鍛えるスマートフォン用のアプリ「運転脳トレ」サービスの提供を開始した。

文=くるくら編集部

記事の画像ギャラリーを見る

業務で車を使う企業向けの新サービス

運転脳トレによりQuality of Drive(運転の質)が変化する

運転脳トレによりQuality of Drive(運転の質)が変化する

 スマホ用アプリ「運転脳トレ」を1日約5~10分実施することで、安全運転に必要な頭の回転、注意力、予測力などの認知機能を高め、運転技能を向上できる。当アプリは同社CTOの川島隆太博士が脳科学の知見およびエビデンスに基づいた開発を行っており、脳トレによってQuality of Drive(運転の質)が変化することで、安全運転だけでなくエコドライブなどにも効果が期待できる。

【概要】
スマホアプリ「運転脳トレ」では「頭の回転」「注意力」「予測力」を鍛えられる。各トレーニングは1回1分で終わるため、1日合計5~10分での実施が可能。目標とする効果は、下記の通り。

・頭の回転:運転に必要な状況の認識や判断を、早く正確に行う
・注意力:周囲の状況変化に対して、同時に漏れなく注意を払う
・予測力:対向車や歩行者の動きやタイミングを正確に予測し行動する

ユーザーごとの記録・管理が可能で、事前に登録した管理者が脳トレおよび脳年齢チェックの実施状況と結果を専用の管理画面で確認できる。実施の成果は、毎月1回の「脳年齢チェック」で認知機能のレベルや向上度合いとしてチェックする。

運転脳トレの画面を紹介

運転脳トレの画面を紹介

認知機能のレベルや向上度合いを毎月チェックできる

認知機能のレベルや向上度合いを毎月チェックできる

【期待される効果】
配送ドライバー8名(44~67歳)が1ヶ月間「運転脳トレ」を実施後に認知機能と運転技能の前後比較を行った結果、以下のような結果が得られた。

・認知機能の向上傾向が見られた
・デジタコデータの分析から、急加減速の頻度が25%減少した

特に急加減速の頻度減少は状況の早期認識や先の予測能力が向上した結果と考えられ、安全な運行のみならず、エコな運転や故障リスクの低減などにも寄与すると期待される。

運転脳トレで期待される効果

運転脳トレで期待される効果


【株式会社NeU】
東北大学、日立ハイテク、三井物産を主要株主とした脳科学ベンチャーカンパニー。
近赤外光による脳機能計測技術(NIRS)をベースに、NIRSハードウェア、信号解析、脳科学知見を基にしたソリューションを提供している。

記事の画像ギャラリーを見る

この記事をシェア

  

Campaign

応募はこちら!(10月31日まで)
応募はこちら!(10月31日まで)