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道路・交通2023.03.06

ドライブレコーダー動画のヒヤリハットで運転上手に! 第8回「見事に飛び出してきました」

ドライブレコーダーが記録したヒヤリハット映像を紹介するシリーズです。第8回目となる今回は、車の運転の基本中の基本、左右確認の大切さがよくわかる映像を紹介します。私たちと一緒にヒヤリハット映像で危険な瞬間を疑似体験し、危険予知や運転スキルを高めましょう。

文=くるくら編集部

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思わずハッとする、ヒヤリハット動画 その8

ヒヤリハットとは、あわや事故!とか、危なかった!という状況のことです。「くるくら」では、ドライブレコーダーに残された本物のヒヤリハット動画をご覧いただき、ヒヤリハットな瞬間を疑似体験してもらうことで、危険感度のアップにつなげていただきたいと考えています。体験を増やすことで危険予知の能力が向上し、必ずや事故防止に役立つはずです。今回も、当社が独自に収集したドライブレコーダー映像の中から、特に注目したい動画を紹介します。

※今回の動画再生時には音が出ます。突然大きな音になることもありますので、スピーカーの音量にはご注意ください。

回避スペースに感謝!

タイトル「見事に飛び出してきました」
注目再生時間  0:14ころ
投稿者コメント:T字路を通過する際に突然の飛び出し!左に歩行者がおらず回避スペースがあったことに感謝。もし状況が違かったら・・・

いっしょに確認してみましょう!

まずは走行状況から確認しましょう。片側一車線道路ですが、右側には歩道があり、視界はそこまで悪くない印象です。映像開始直後の交差点では歩行者や自転車が行き交う様子が映っており、道路利用者の飛び出しには常に警戒しておいた方が良さそうな道路ですね。

再生時間0:12ころ。撮影車が直進していると、信号がある交差点の右側から乗用車が現れました。対向車線から来た乗用車が交差点を通過するのを待っているようですが、左右確認を行う余裕はあるので、撮影車の存在には気付いてくれるハズです。

そこからおよそ2秒後。撮影車が対向車線の赤い乗用車で死角に入り、交差点を曲がろうとしている乗用車とお互いの姿が見えなくなった瞬間です。

その直後、撮影車が直進していると、交差点で待っていた乗用車が飛び出してきました。車の向きから、左折ではなく右折をするつもりなのでしょう。

すれ違った対向車が交差点を通過する前後に、撮影車の接近を認識してくれているだろうと思いきや、交差点を右折しようとそのまま加速する黒い乗用車。撮影車もそのことに気付き、左側にあるスペースへ回避しつつ、急ブレーキを踏みます。クラクションを鳴らす余裕はなかったようです。

再生時間0:16ころ。双方が接触しかけた瞬間です。回避した先に歩行者も自転車もいなかったことは幸運でした。

再生時間0:19ころ。撮影車は何とか回避スペースでの制動が間に合いました。黒い乗用車は右折した直後、左のウインカーを点滅させています。

再生時間0:23ころ。咄嗟の飛び出しに撮影車は文句を言いながらも、なんとか事故には至らなかったため、つい苦笑しています。撮影車は発進後はそのまま走行し、映像は0:30で終わりますが、その間、歩行者や自転車が何人か登場しています。

まとめ

交差点で待っていた黒い乗用車は、対向車の赤い乗用車が交差点を通過する前後で撮影車の存在を認識できるタイミングは充分にありました。さすがに左右確認をまるでしていなかったとは思いたくはないので、恐らくたまたま死角に入った瞬間に左方向を確認したのでしょう。ここで、左右確認は一度ではなく何度か繰り返すことが大切なことが分かります。交通状況は、片側を確認している間にも大きく変わる可能性があるからです。

気になったのは両者が接触しかけた瞬間に、黒い乗用車は撮影車の存在に気付き、心配してすぐ近くの建物へ左折したのか、それともこの建物が目的地で、撮影車には最後まで気付いていないのかの判断が難しく、そのどちらかによってこのドライバーへの印象もかなり変わりそうです(といっても黒い乗用車のミスがなくなるわけではないですが)。

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