次世代技術
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5Gでスムーズな自動運転。対話型AI自動運転車いすを見てきた
5G時代における街づくりや地域の活性に関する展示会「Minatomirai 5G Conference」が2021年3月5日、パシフィコ横浜で開催された。そこにブース展示したNTTドコモは久留米工業大学が提供する「対話型AI自動運転車いす」の体験会を実施。体験会では、5Gを活用した高精細な映像伝達や遠隔操縦を用いた「リモート手助け」で、介助者なしでも移動できる最新技術を披露した。
2021.03.17
絹糸の強度アップにセルロースナノファイバー(CNF)。カイコにCNFを食べさせてみた東北大学
植物由来の樹脂の補強材として、セルロースナノファイバー(CNF)を混ぜるグリーンコンポジットが注目されている。しかしCNFを樹脂に均一に分散させることが難しく、これまで課題となっていた。そうした中、東北大学は2月3日、植物繊維をナノレベルに解繊(かいせん)したCNFをエサに混ぜてカイコに与え、CNFが一方向に配列した蚕糸(絹糸)を作り出すことに成功したと発表した。
2021.02.25
パナソニック、住宅街で日本初の自動走行ロボ走行を開始
小型で低速のロボットによる住宅街向け配送サービスの実証実験を、Fujisawaサスティナブル・スマートタウンにて実施することをパナソニック株式会社(以下、パナソニック)が発表した。同社は既に11月末から公道での走行検証を進めており、2021年2月からは試験的に配送サービスの提供を行う予定。なお、住宅街における自動走行ロボットの走行は日本初のこと。
2020.12.23
「セルロースナノファイバー」生産の新技術。クルマへの応用促進に期待
クルマの軽量化につながる新素材として研究が進むのが、CFRPに置き換われる可能性を持った、「セルロースナノファイバー」で強化した環境負荷の低いプラスチックだ。その生産時の課題を解決する新手法を、東京大学と東亞合成株式会社の共同研究グループが12月8日に発表した。
2020.12.17
全固体電池の開発加速か。3倍超の性能を実現させる新発見
次世代電池として実用化が待望される全固体リチウムイオン電池。その実現のカギを握る固体電解質を巡っては、日本を含め世界中で熾烈な開発競争が繰り広げられている。そうした中、東北大学の金属材料研究所と材料科学高等研究所により、室温において従来の3倍を超えるリチウムイオン伝導率を持つ固体電解質の材料が発見された。
2020.10.16
次世代バッテリー「リチウム空気電池」に大きな技術的進展
リチウムイオンバッテリー(LIB)よりもさらにエネルギー密度の高いバッテリーの開発を目指し、国内外で研究が進む。国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)が力を入れているバッテリーのひとつが、LIBの数倍から5倍のエネルギー密度を実現できるという「リチウム空気電池」だ。8月には、その実用化に向けて大きな技術的進展があった。
2020.09.30
穴が開いても発火しない! 安全なリチウムイオン系バッテリー【第11回二次電池展】
東京ビッグサイトでスマートエネルギーWEEKが開催された。その中で、環境車の性能に大きくかかわるバッテリー関連の製品や技術が集まるのが二次電池展(バッテリージャパン)だ。第11回となった今回は、クギを貫通させても発火しないという、極めて安全性の高いリチウムイオン系バッテリーが注目を集めた。
2020.03.10
空飛ぶクルマのスタートアップ企業が、資材運搬用ドローンを開発
「空飛ぶクルマ」の開発を行っているスタートアップ企業SkyDriveが、30kgの運搬能力を持つ産業用ドローン「カーゴドローン」の実証実験に着手、予約販売を開始した。実証実験では、ドローンで資材を運搬することにより、建設工事の生産性向上や危険作業のリスク低減に対する効果を検証することになる。
2019.12.25
池袋サンシャインシティで自動運転バスに試乗
国土交通省は12月13、14日に、自動運転バスを都市部に導入するための実証実験を、東京都池袋のサンシャインシティ周辺で行った。その自動運転バスに試乗した。車内や自動運転の様子を写真と動画でリポートする。
2019.12.25
ワイパー天気予報 トヨタとウェザーニューズの実証実験
トヨタとウェザーニューズは、コネクテッドカーから得られるさまざまな車両情報と気象データを組み合わせることで、より精度の高い気象予測を目指す共同実証実験を行い、その成果をもとにWebサイト「ワイパー天気予報」を公開した。
2019.11.13
自動運転の時代はいつやってくる? 新連載「いま、自動車業界でなにが起きているのか?」(第2回)
100年に一度の変革期にあると言われる現在の自動車業界。今後、モビリティは社会をどう変えていくのか? 本連載では、モータージャーナリストの大谷達也が専門性の高い内容をやさしくかみ砕き、解き明かしていきます。第2回は進化する「運転支援システム」と「自動運転」について。
2019.09.24
自動運転はなぜ必要? その理由 新連載『いま、自動車界でなにが起きているのか』(第1回)
100年に一度の変革期にあると言われる現在の自動車業界。今後、モビリティは社会をどう変えていくのか? 本連載では専門性の高い内容をやさしくかみ砕き、解き明かしていきます。第1回は自動運転に関する自動車メーカーの思惑について。
2019.07.22
ジオニック社公認「ザク」を組み立てながらプログラミングを学ぶ教材が登場!
株式会社バンダイは6月13~16日の4日間、「東京おもちゃショー2019」においてロボティクスとプログラミングを楽しみながら学習することができる教材「ZEONIC TECHNICS」(ジオニックテクニクス)を展示した。デモンストレーションの動画とともに同教材を紹介しよう。
2019.06.17
排気ガスで発電!HKS、排気回生システム「ターボジェネレーター」を開発中【人とくるまのテクノロジー展2019】
5月22日から24日まで開催の、エンジニアのための自動車技術専門展「人とくるまのテクノロジー展」。クルマのさらなる熱効率を向上させるため、さまざまな技術が開発されているが、HKSはターボチャージャーのように排気ガスを利用して発電する「ターボジェネレーター」を開発中だ。
2019.06.05
ただ棄てるだけだった排気ガスの高熱で発電して燃費向上!【人とくるまのテクノロジー展2019】
現在、量産エンジンの熱効率はようやく40%を超えたところであり、まだ多くが排熱として有効活用できずに逃がしてしまっている。どの自動車メーカーもまだ当分の間はハイブリッド車としてエンジン搭載車を生産する予定であり、CO2の排出量を抑えるにはさらなるエンジンの高効率化がポイントだ。そこで注目されているのが「排熱発電」の技術である。「人とくるまのテクノロジー展2019」で、「排熱発電コンソーシアム」ブースを取材した。
2019.06.04
国産初のハイブリッド連節バスに試乗!
いすゞ自動車と日野自動車が、2017年より共同で開発を進めてきた国産初のハイブリッド連節バス。このたび、バス製造会社であるジェイ・バス株式会社の宇都宮工場で報道発表が行われた。異常時の制御システムも備えた最新鋭の路線バスとは。
2019.06.04
スバル製水平対向エンジン+トヨタ製システム=「クロストレック ハイブリッド」だ!【人とくるまのテクノロジー展2019】
5月22日から24日まで開催された「人とくるまのテクノロジー展」。スバルは、水平対向エンジンにトヨタ製ハイブリッドシステム「THS II」を組み合わせて開発した、同社初のPHEV「クロストレック ハイブリッド」を出展した。
2019.05.31
「VCターボ」が圧縮比を連続可変させる仕組みを動画でまるっと!【人とくるまのテクノロジー展2019】日産編(2)
5月22日から24日まで開催の、エンジニアのための自動車技術専門展「人とくるまのテクノロジー展」。日産ブースでは、昨年初出展した可変圧縮比エンジン「VCターボ」を再び出展したが、今年は可動カットモデルを展示。「VCターボ」がどのような仕組みで圧縮比を可変するのか動画で紹介する。
2019.05.29
「プロパイロット2.0」で本当に手放し運転できるの?【人とくるまのテクノロジー展2019】日産編
日産の安全運転支援技術「プロパイロット」。現在、日本や北米など世界で販売されている7車種に搭載され、約35万台が販売されている。その最新バージョン「プロパイロット2.0」が5月16日に発表された。この秋にマイナーチェンジを受ける13代目「スカイライン」に世界で初めて搭載される予定で、5月22日から24日まで開催された「人とくるまのテクノロジー展」でもパネル・動画を用いた展示が行われた。
2019.05.27
ヴァレオジャパン「幼児置き去り検知システム」を日本初展示。【人とくるまのテクノロジー展2019】
車内に置き去りされた幼児が熱中症で死亡する事故が発生するなど、幼児の車内置き去りが問題となっている。そんな問題を解決すべく開発された「幼児置き去り検知システム」を紹介しよう。
2019.05.24
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