2017年12月12日 15:00 掲載

写真ビストロ SNAP×SNAP 初代「コルベット」や「ビートル」など、1950年代の輸入車たち!【動画あり】トヨタ博物館クラシックカー・フェス2017(2)


1953~54年のクルマたち

 続いては、1953年のメルセデス・ベンツ「170S」から、1954年のナッシュ「メトロポリタン」まで4台。ナッシュ「メトロポリタン」は一般オーナーの所有ではなく、トヨタ博物館の所蔵だ。

メルセデス・ベンツ 170S|mercedes-benz 170s

フロントグリル上端の"スリー・ポインテッド・スター"はメルセデス・ベンツの証。同社の戦後最初の主力モデルがこの「170S」(1953年式)だ。厳密にいうとメルセデス・ベンツとは自動車メーカーの社名ではなく、1800年代に創業した世界最古の自動車メーカーとされる2社が、1926年に合併して誕生したダイムラー・ベンツ(現ダイムラー)のブランドである。

MG TF-1500|mg tf-1500

MG「TF-1500」(1954年式)。前ページで紹介したMG「TD」と似たデザインなのは、同じ「Tタイプ」と呼ばれるシリーズの1台であるため。TタイプにはA~D、Fの5種類がある。さらに「TF」にはエンジンの排気量で2種類あり、「TF-1500」は排気量が1.5Lであることを意味する(通常のTFは1.2L)。

フォルクスワーゲン タイプI コンバーチブル|volkswagen type1 convertible

「ビートル」の愛称でお馴染みの、フォルクスワーゲン(VW)「タイプI コンバーチブル」(1954年式)。コンバーチブルとは、クローズドとオープンを切り替えられるモデルのことだ。「ビートル」は年式を選ばなければ中古車市場に数多く出回っているが、1950年代のものになると一般的なクローズドモデルでも少数となるため高額となる。さらに、このコンバーチブルモデルになると、まず見かけない。

ナッシュ メトロポリタン|nash metropolitan

トヨタ博物館が、乗車しての記念撮影ができる車両として展示した、ナッシュ「メトロポリタン」(1954年式)。同車は、米国初の小型車とされており、デザイン的には現代でも通じるものがある。この時点でナッシュは合併でアメリカン・モーターズとなっており、ナッシュはブランド名。残念なことに、現在はブランド名としても残っていない。

メルセデス・ベンツ「170S」(1953年式)、MG「TF-1500」(1954年式)、フォルクスワーゲン「タイプI コンバーチブル」(1954年式)の3台が走行する様子。

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まずは1950年代後半のクルマたちその1!