2017年08月15日 15:00 掲載

ニュース・プラス AUTOMOBILE COUNCIL#4
イタ車編その2はアルファ、
マセラティ、ランチャなど!


ちょっと変わったイタリア系のクルマも紹介!

 最後は、あまり知られていない、ちょっと変わったイタリア車を紹介する。日伊合作のオーテック・ザガート「ステルビア」と、新生したO.S.C.A.(オスカ)が開発すると発表した「ドロモス」の2台。

オーテック ザガート「ステルビオ」(1997年式)

 CLUB CLASSIC CAR LOVERSが出展したのは、日産の特装車などを手がけるオーテックジャパンと、今回何度となく紹介したイタリアの名門カロッツェリアのザガートが1989年に共同開発し、限定200台が生産されて話題となった1台。日本には100台が逆輸入されたという。

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1960年代から日本メーカーはイタリア人デザイナーやカロッツェリアにデザインを時折依頼し、日本車としては非常に先進的であったり、一風変わったりした外見を持ったクルマを披露してきた。同車もそんな1台といえる。レパード(日産)がベースとなっており、V6ツインカムターボ3Lエンジン「VG30DET」を搭載。最高出力280馬力。

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前から見ると目立たないが、後ろから見ると目立つのが、サイド(フェンダー)ミラーを覆うかのようように存在する左右のコブ(ネコの耳のようにも見える)。これは、ザガート伝統のデザイン手法である"ダブルバブル"といわれる。

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左右のコブの中にはサイドミラーが存在する。感覚的にはフェンダーミラーだ。発表された89年当時はフェンダーミラーからドアミラーへの移行が進んでいたが、まだフェンダーミラーを好むドライバーが少数派ながらいたような過渡期。

新生オスカ「ドロモス」

 Classic Car.jpが出展していたのが、1998年に日本人実業家により新生したことを発表されたオスカ(O.S.C.A.)による「ドロモス」だ。元々オスカは、1940年代から60年台にかけて存在したイタリアの小規模自動車メーカー。それをザガートの日本法人であるザガートジャパンをかつて設立した経緯を持つ日本人実業家の藤田尚三氏が、1998年になって新生したことを発表。その際に開発していることを発表したのが「ドロモス」だった。結局、生産には至らなかった。

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キャビン上部は丸みを帯びており、戦闘機のキャノピーのようなバブル型。

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全体的にかなり丸みを帯びている。リアウィングも装着できそうな雰囲気だが、後部はスッキリしている。

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直線は所々に見受けられるが、とがった部分はまったくなく、曲面のみで構成されているリアビュー。

 第5弾は、ドイツ車編を予定。

2017年8月15日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)

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