2017年08月15日 15:00 掲載

ニュース・プラス AUTOMOBILE COUNCIL#4
イタ車編その2はアルファ、
マセラティ、ランチャなど!


フィアットはキュートな小型車2車種

 ワールドビンテージカーズがフィアットの2車種を出展。どちらも70年代の名車で、片方は車に詳しくなくてもその名を聞いた人が多いのでは? という日本人に人気の高い車種である。

ヌオーバ 500(1972年式)

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アニメ「ルパン三世」の愛車として知られる1台。「チンクエチェント」と呼ばれるが、これはイタリア語で500のこと。同社は初代は1936年に誕生し、新型を意味するこのヌオーバは2代目。1957~77年にかけて生産され、イタリアで大衆車として大ヒットした。展示車両は後期の71年式。

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サイドビュー。時代を超越して人々に愛されるデザインを生み出したのは、ダンテ・ジアコーサ。20世紀のエポックメイキングなコンパクトカーとして、ミニ(BMC、現在はBMW)、ビートル(フォルクスワーゲン)などと共に並び称される1台だ。ちなみに、30年ぶりとなる2007年に3代目(現行モデル)が復活した。

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リアビュー。どの角度から見ても「おしゃれ」「かわいい」といった感想を老若男女問わず抱かせる優れたデザイン。こんなクルマを所有したいと思う人は多いのではないだろうか? なお、エンジンはフロントのボンネットに収まっていそうに見えるが、実はリアマウント。リアエンジン・リアドライブだ。

128 ラリー(1973年式)

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ヌオーバ500に負けず劣らず、キュートな雰囲気を漂わせるのが、フィアットが1969年から1985年まで生産した小型2ドアクーペの「128」。「128ラリー」はその派生型で、1971年から1974年まで4年間のみ生産された。展示車両は1973年式。

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サイドビュー。同車を手がけたのは、ヌオーバ500と同じで当時の主任設計技師であるダンテ・ジアコーサ。彼が手がけた初のクルマとなる。ジアコーサは、アレック・イシゴニスがミニで採用したエンジンとギアボックスの横置きレイアウトの短所を改良し、"ジアコーサ式前輪駆動"と呼ばれるレイアウトを同車で実現し、後のFF車に大きな影響を与えた。

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800kg強の車重に、排気量1290cc・出力67馬力のエンジンにより、峠道を軽快に走ることができたという。

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