2017年08月15日 15:00 掲載

ニュース・プラス AUTOMOBILE COUNCIL#4
イタ車編その2はアルファ、
マセラティ、ランチャなど!


いぶし銀のマセラティも2車種

 4か所でマセラティは展示されたが、CLUB CLASSIC CAR LOVERS、はらモータース、マセラティ・クラブ・オブ・ジャパンはカラーリングも同じの「シャマル」。もう1台が今回の記事で数少ない寒色系として千葉ガレージが出展した「ギブリ SS」だった。たまたま、シャマルが被ってしまったようで、来年はぜひスーパーカーブーム時代の「ボーラ」、「メラク」なども見てみたいところだ。

ギブリSS(1970年式)

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1966年から1973年まで販売された初代「ギブリ」は、デザインを著名なインダストリアルデザイナーのジョルジェット・ジウジアーロが手がけたことで知られる1台。「ギブリSS」は、8気筒エンジンの排気量と出力の向上が図られたタイプ。千葉ガレージにて展示。

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ショートデッキ、ロングノーズ、そしてファストバックがギブリのデザインの特徴とされる。なお、ジウジアーロはマセラティ所属のデザイナーというわけではなく、マセラティが彼とパートナーシップを結んで、デザインを委託した形だ。

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リアビュー。ギブリは1966年のトリノオートショーで披露され、生産台数は当初100台のみの予定だったが、デザインを含め好評だったことから400台へと上方修正され、最終的にはシリーズ累計1295台が作られた。今にも通じるデザイン。なお、2013年に登場した現行モデルは3代目。

シャマル(1991年式)

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1982年から1993年まで約3万7000台と、マセラティ史上最も生産された「ビトゥルボ」にチューニングを施したのが「カリフ」で、それにさらに手を加え、もはや別物ともいえるレベルとしたのが「シャマル」だ。発表は1989年で、発売は1990年7月。1996年まで生産された。

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スタイリングは、イタリア車編その1で紹介したカウンタック(ランボルギーニ)を手がけた著名デザイナーのマルチェロ・ガンディーニが担当。なお、「シャマル」のベースとなった「カリフ」の後継が先に紹介した「ギブリ」だ。

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今回、シャマルは3台が展示されたが、画像のはらモータースのものは1991年式。CLUB CLASSIC CAR LOVERSのものは1992年式。マセラティ・クラブ・オブ・ジャパンのものは確認できなかった。V型8気筒DOHCツインターボ3.2Lのエンジンは325馬力を叩き出し、最高速度は時速270kmに達したとされる。

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対はラリーで活躍したランチア!