2017年08月15日 15:00 掲載

ニュース・プラス AUTOMOBILE COUNCIL#4
イタ車編その2はアルファ、
マセラティ、ランチャなど!


「デルタ インテグラーレ」などランチアは3車種!

 ラリーでの活躍が有名なランチアは、ガレーヂ伊太利屋が「フルヴィア 1.3S」と「デルタ HF インテグラーレ エヴォルツィオーネ」を、ワールドビンテージカーズ「フルヴィア クーペ 1600 HF」を展示した。

フルヴィア 1.3S(1969年式)

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「フルヴィア」は大衆車「アッピア」の後継として、排気量1.1Lのエンジンを搭載して1963年に登場した小型車。その排気量をアップしたのが展示車両の「フルヴィア 1.3S」。デザインは、アントニオ・フェッシアが手がけた。ガレーヂ伊太利屋が出展。

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ランチアは1969年にフィアットの傘下となるので、このフルヴィアはランチアが独自で開発した最後のクルマとなる。フィアットの傘下に収まった後も「フルヴィア」は生産が継続されるが、1976年で終了した。なお、残念なことにランチアのブランドそのものが現在はイタリア国内でのみの販売のみとなり、日本法人は存在していない。

フルヴィア クーペ 1600 HF(1971年式)

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「フルヴィア」シリーズは、1966年にエンジンの排気量を1.2Lとした「フルヴィア クーペ HF」が登場し、さらに1.6L(正確には1584cc)にアップした「フルヴィア クーペ 1600 HF」が1696年に登場した。エンジンは13度という狭角のV4SOHCで、縦置きレイアウトの前輪駆動。出力は114馬力だ。

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ランチアでお馴染みの「HF」は、高性能という見合いの「High-Fidelity(Hi-Fi)」とされるが、「ホモロゲーション FIA」の略とする説もある。ワールドビンテージカーズが出展した。

デルタ HFインテグラーレ 16Vエヴォルツィオーネ(1992年式)

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「デルタ HF インテグラーレ16V エヴォルツィオーネ」は、「デルタ」の世界ラリー選手権参戦用のホモロゲーションモデルとして79年に発表された「デルタ HF 4WD」に端を発する4輪駆動モデル。「デルタ HF 4WD」は小改良を経て「デルタ HF インテグラーレ」となり、さらにそれを16バルブ化したのが「デルタ HF インテグラーレ16V」。そのエボリューションモデルとして1992年に発表されたのが、展示車の「デルタ HF インテグラーレ16V エヴォルツィオーネ」だ。

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「デルタ」のデザインは、前ページで紹介したギブリSS(マセラティ)も手がけている、ジョルジェット・ジウジアーロ。ただし「デルタ HF インテグラーレ」系は、前部のヘッドライトが角形から丸形の4灯となるなど、外見が一部変更されている。ガレーヂ伊太利屋が出展した。

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最後はちょっとレアなイタ車!