クルマのある暮らしをもっと豊かに、もっと楽しく

クルマ最終更新日:2016.06.16 公開日:2016.06.16

箱根・伊豆をインプとランエボでツアー

NP160616-02-01.jpg

かつてWRCを席巻した日本車2台を箱根・伊豆で乗り比べられる企画だ(画像は公式サイトより抜粋)。

 会員制レンタカー事業を行うThe fun2drive Owners’ Club(fun2drive)は、6月16日、乗り比べ企画の第9弾として、箱根・伊豆を巡る「インプ vs ランエボ WRC 黄金期乗り比べツーリング」を、2016年7月から9月までの期間限定で実施することを発表した。

 スバル「インプレッサ」と三菱「ランサーエボリューション」といえば、1990年代にWRCを席巻して日本車の黄金期を築いてきたライバル車同士。その2台を乗り比べて、両車の熟成された走りとその違いを楽しみながら、箱根と伊豆を巡ろうという企画だ。

 具体的な車種名は、WRCで3連覇を達成した際のベース車両である「インプレッサ WRX Type R STi Ver.6 Limited(GC8)」(上の画像の右)と、往年の名ラリーストであるトミ・マキネンが4連覇を達成した際の特別仕様車「ランサーエボリューション 6.5 トミ・マキネン エディション(TME)」(同画像の左)の2台。この2台を乗り比べながら、国内屈指のワインディングロードである箱根・伊豆を走るというわけだ。

NP160616-02-02.jpg

 具体的なルートは左にあるとおりで、箱根仙石原~芦ノ湖スカイライン~伊豆スカイラインと走り、天城高原で折り返して再び芦ノ湖スカイラインを通って箱根仙石原まで戻るというもの(画像は公式サイトより抜粋)。

 上記コースを4区間に分け、1回のツーリングでペア2組4名がそれぞれ両車を順次乗り換えていくという内容だ。なお、各組ペアでの参加が推奨されているが、1人での参加も可能である。

 もちろん道交法に則った安全運転のツアーであり、ガイドが先導車を走らせるか先頭車両に同乗する形で案内することになっている。

 料金は1組1人当たり消費税込み9980円(1組1万9960円)。1組1人の場合は同乗者なしで1万7800円。料金には基本補償プランも含まれる。なお、通行料金やガソリン代が別途必要だ。また応募条件としてfun2driveの会員が1組に1人必須なこと(登録・年会費は無料)、運転条件としてマニュアル運転免許証を保有していることとなっている(年齢制限はない)。

 7月から毎月数回程度、時間は天候などによる若干の変更もあるが、8~13時に実施される予定。第1・2回の予定は、7月23日(土)・24日(日)だ。

→ 次ページ:
あの人気コミックを題材にした同社の人気ツーリング企画も復活!

NP160616-02-03.jpg

左からFD3S、ハチロク、インプ。「頭文字D」で活躍したクルマたちを乗り比べられる(画像は公式サイトより抜粋)。

 またGC8は、走り屋の世界を題材にした大人気コミック「頭文字(イニシャル)D」の劇中にも登場している。同作品といえば、無敵のダウンヒラーである主人公・藤原拓海が愛車としたハチロクことトヨタ「スプリンター トレノ AE86」をご存知の方は多いことだろう。GC8は、その父親であり走りの師匠の一人である、元ラリースト(現とうふ屋のオヤジ)の文太が、拓海にハチロクを譲った後に中古で購入した愛車。劇中では、文太本人だけでなく、拓海も幾度となく借りて走り込んでいる。

 今回は、そうした経緯から2014年に企画されて好評を博した「新イニD聖地巡礼ツアー・乗り比べパック箱根編」を同じく本年9月までの期間限定で復活。ハチロクとGC8、マツダ「RX-7 FD3S」の3台を乗り比べる企画だ(こちらは1組1人での参加が推奨だが、1組2人も可能)。

 FD3Sは、拓海が最初に闘った最大のライバルで、第2部ではチームメイトとして共に(群馬)県外遠征を目的とした走り屋チーム「プロジェクトD」に参加する高橋啓介の愛車だ(プロジェクトDでは、拓海がダウンヒル担当、啓介がヒルクライム担当と分担している)。

NP160616-02-04.jpg

 この3台を乗り比べつつ、アニメ版で「Fifth Stage」と呼ばれる、最終決戦の舞台となった神奈川ステージの第2~最終第4戦+番外戦の4ルートを巡ることになる。

 具体的なルートは左にあるとおりで、箱根仙石原~長尾峠~箱根・芦ノ湖スカイライン~箱根ターンパイク~七曲峠~湯河原パークウェイ~椿ライン~箱根仙石原という内容(画像は公式サイトより抜粋)。このルートを3区間に分け、3台を順次乗り換えていく形だ。

 今回は劇中の神奈川ステージ第1戦の舞台(秦野市・ヤビツ峠)は含まれていないが、第2戦の長尾峠、第3戦の七曲り、第4戦の椿ライン、そして番外戦の箱根ターンパイクが含まれている形だ。

 ちなみに番外戦は、啓介の実兄でプロジェクトDを率いたカリスマ的走り屋の天才・高橋亮介が、個人的に因縁のある相手と愛車「RX-7 FC3S」でバトルしたコースである。

 なお、料金や応募条件、運転条件などは「インプ vs ランエボ WRC 黄金期乗り比べツーリング」と同じ。毎月数回が予定され、第1・2回は7月16(土)・17日(日)。

 両ツアーとも、申し込みは公式サイトから行うことが可能だ。なお、いわずもがなだが、安全運転でツーリングを楽しもう。

2016年6月16日(JAF MATE社 IT Media部 日高 保)

関連記事

グリップしながらドリフト感覚。不思議な「i-ROAD」が街を走る!
記者、MEGA WEBでまたもや仰天。同乗試乗レポ、今度はVitz!
なめていてごめんなさい!フォーミュラ・トヨタのあり得なく凄い、同乗試乗レポ その1
トヨタがラリーカーなら、ホンダはF1マシン。夏のツインリンクもてぎに31台大集結!
トヨタのラリーカーが堪能できる! 幻の1台を含む9台がMEGA WEBに集結!!

外部リンク

The fun2drive Owners’ Club

この記事をシェア

  

応募する

応募はこちら!(6月2日まで)
応募はこちら!(6月2日まで)