2018年03月02日 01:00 掲載

くるナンデス 【グラフでわかる!】
2017年カテゴリー別販売台数。
へぇ、あのクルマが売れてたのか!


苦戦のセダン市場だが「プリウス」が総合1位を獲得!

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近年のセダンが苦戦している状況の中で、「プリウス」はまさにどこ吹く風という勢い。普通車総合でも1位を獲得しただけでなく、軽自動車も含めた無差別級でもホンダ「N-BOX」に次いで、2位を獲得した。

 ステーションワゴン/ミニバンの「プリウスα」も含めた形となるが、トヨタ「プリウス」がダントツの1位。「プリウス」をセダンとする見方は希薄かもしれないが、国内市場のセダンの苦戦はどこ吹く風という勢いで売れ続けている。燃費のよさが大きいのだろう。

 なおトヨタ「カローラ」は、厳密にはセダンの「アクシオ」と、ステーションワゴンの「フィールダー」を「カローラ」シリーズとして合算しての集計されている。またマツダ「アクセラ」には、4ドアセダンと5ドアハッチバックの2種類のボディタイプが存在するが、こちらも合算して集計されている(今回は、両車種ともすべてセダン扱いとした)。

SUVはトヨタ「C-HR」のひとり勝ち

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SUV市場は、トヨタのコンパクトSUV「C-HR」のひとり勝ち。「C-HR」は現行の「プリウス」に続いて、トヨタの新型プラットフォーム"TNGA"が採用された第2号で、その車名は、「Compact High Rider」と「Cross Hatch Run-about」というふたつの意味を持つ。

 最後はSUV市場だが、トヨタが16年12月に新たに発売を開始したコンパクトSUV「C-HR」のひとり勝ちという結果となった。普通車総合でも4位に入る販売台数の11万7299台を記録している。

 月販目標台数6000台のところ、発売を開始しておよそ1か月で約4万8000台を受注。17年4月には1万3168台を販売し、軽自動車を含めた販売台数でも1位を獲得した。そのまま好調を維持して上半期でもSUV販売台数1位を獲得すると、勢いは衰えることなく、年間目標7万2000台を大きく上回る台数となり、17年のSUV市場を席巻したのである。


 今回は、兄弟車を合算した場合も考慮してみた。その結果、コンパクトカーを除いて、そのほかのカテゴリーでは1位のクルマが突出した販売台数を見せていることがわかった。軽自動車もホンダ「N-BOX」が突出しており、ひとり勝ちである。ライバル対決が減ってしまったのが現在の状況のようだ。

2018年3月2日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)