中央環状線のルート図。東京の東側から整備を開始。当初は東名高速や中央道と接続する西側から整備するはずだったが、紆余曲折あり東北道と常磐道と接続する東側から整備をしていくことになった。
中央環状線の開通までの流れ。
中央環状線は1963年に首都圏の道路交通の骨格として計画された「3環状9放射」のネットワークに基づいている。画像は国土交通省の資料を元に編集部が作成。
中央線環状線の利用台数の推移。荒川線開通時の利用台数は22.6万台/日で、王子線の開通で26.2万台/日、新宿線の開通で31.0万台/日、品川線の開通で34.8万台/日と増加していった。
中央環状線全線開通後の都心部の渋滞損失時間の変化。2000年から2023年の23年間で渋滞損失時間は半減。
中央環状線全線開通後の都心部の渋滞損失時間の変化。2000年から2023年の23年間で渋滞損失時間は半減。
羽田空港への所要時間短縮と時間信頼性の向上。中央線の全線開通で速達性と定時制が向上した。
中央環状線の交通安全への貢献。追突・接触事故件数が減少。
中央環状線の交通安全への貢献。追突・接触事故件数が減少。
11号台場線通行止め時の有明JCTから大橋JCTまでの利用状況。通常時と比較すると都心環状線ではなく中央環状線を利用する車両が増えている。
11号台場線通行止め時の有明JCTから大橋JCTまでの利用状況。通常時と比較すると都心環状線ではなく中央環状線を利用する車両が増えている。
中央環状線沿線への経済波及効果。沿線だけでなく高速道路で接続する周辺の地域にも恩恵をもたらしている。
熊野町JCTは中央環状線と5号池袋線を接続する。写真は編集部が撮影。
中央環状線のランドマーク「大橋ジャンクション」。ドーム内はループ状の道路で屋上は緑豊かな公園に整備されている。写真は編集部が撮影。
全線開通10周年を迎える中央環状線。 (c) moarave – stock.adobe.com
全線開通10周年を迎える中央環状線。 (c) moarave – stock.adobe.com
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