2022年02月28日 23:20 掲載

クルマ F1、ロシアGP中止に。ロシアのウクライナ軍事侵攻で「開催不可能」

2月25日、F1は9月25日に予定されていたロシアGPを中止すると発表した。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻のためで、F1に限らず、さまざまなスポーツでロシアでの開催中止発表が続いている。

くるくら編集部 小林 祐史

ロシアGP「現状では開催不可能」と判断

F1ドライバー記者会見の様子

バルセロナテスト2日目の224日に行われたF1ドライバー記者会見の様子。左からベッテル、ルクレール、フェルスタッペン、アロンソ、角田 ⓒGetty Images / Red Bull Content Pool

 224日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まった。同日、F1はスペインのバルセロナサーキットで合同テストを実施していた。その日のドライバー記者会見で、ベッテルやフェルスタッペンらは、925日に開催予定の第17戦ロシアGPについて、「参加しない」や「開催にふさわしくない」などのコメントを述べていた。

 同日夜、F1、FIA、チームの首脳陣は、ロシアGPの開催について協議を行い、「現状では開催不可能」という結論に達したことを25日に公表。代替GP開催等の発表はない。

 F1におけるウクライナへの軍事侵攻の影響は、ロシアGPの中止だけにとどまらず、ロシア企業をメインスポンサーとするチームのハースにも及んだ。ハースはバルセロナテスト3日目から、ロシア企業のロゴやイメージカラーである赤と青のラインを外したマシンで出走した。今後のマシンカラーリングについては未発表となっている。

さまざまなスポーツの国際大会に影響あり

2021年9月27日にソチで開催された昨シーズンのロシアGP

2021年927日にソチで開催された昨シーズンのロシアGP 写真=ホンダ

 スポーツ界におけるロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響は、F1だけにとどまらず、サッカーでも528日に予定していた欧州チャンピオンズリーグの試合開催地が、ロシアのサンクトペテルブルクからフランスのパリへ変更するや、ロシア企業のスポンサーを受けているチームがユニフォームからロゴを外すことを決定した。

 ほかにも柔道、テニス、水泳、スポーツクライミング、カーリング、スキーが、ロシアでの国際大会の中止もしくは開催地変更を発表。また国際オリンピック委員会(IOC)は、国際大会でロシアの国旗と国歌を使用しないことを要請している。

F1に関する記事