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ライフスタイル最終更新日:2023.06.23 公開日:2023.03.31

トレーラーの中はオーディオルーム⁉ 音楽のある豊かな時間を届けるトレーラーが日本を縦断する!

株式会社アカリネは、トレーラーを牽引して日本縦断する「旅するモーバイルーム」プロジェクトを発表。まずは、4月10日に東京都品川区に登場する。トレーラーの内部は音楽が聴けるオーディオルームになっているのだとか。さっそく紹介しよう。

文=高田ひかる 写真=アカリネ

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ウォーカブルなまちづくりを目指す取り組み

こころ豊かな「とき」をはこぶ 旅するモーバイルームTM

こころ豊かな「とき」をはこぶ 旅するモーバイルームTM

 国土交通省は「めざせ! ウォーカブルなまちづくり」をテーマに、沿道と路上を一体的に使った街路空間の活用を推進している。ウォーカブルなまちづくりとは、「居心地が良く歩きたくなるまちなか」づくりをしていこうという取り組み。これまで300を超える団体が賛同し、人々が集い憩い多様な活動を繰り広げられる場を作るため、全国でさまざまな取り組みを行っている。

 灯りとオーディオを組み合わせた製品などを販売する株式会社アカリネは、「ウォーカブル推進社会実験」に協力するかたちで、今回「旅するモーバイルーム」プロジェクトを発表した。

モーバイルームとは?

こころ豊かな「とき」をはこぶ 旅するモーバイルームTM。移動するトレーラーは、ギャラリーと音楽鑑賞空間を組み合わせたコミュニケーションスペースとなっている。

 モーバイルームは、移動式のトレーラー。家と職場以外の第三の居場所となる「居動(いどう)するサードプレイス」として、こころ豊かな「とき」を提供することを目指して作られた。居動とは「居る」と「動く」を合わせた造語で、自分のプライベート空間に居ながら移動できるという意味を持つという。

 モーバイルームは、株式会社クロコアートファクトリーのトレーラー「ルーメット ショート」をベースにカスタマイズされている。内部は、自分の居住空間の一部を切り離したような空間をコンセプトにしており、ギャラリーと音楽鑑賞空間を組み合わせたコミュニケーションスペースとなっている。

 モーバイルームの中で音楽を視聴すると、周辺の空間にも音が広がり、その場に居合わせた人同士の会話作りのきっかけにもなるのだとか。モーバイルームはこれまでにも、千葉公園、千葉みなと「さんばしひろば」などで展示を行っており、アナログレコード視聴体験などを通して、訪れた人々が音楽に耳を傾け、ときには心を通わせる豊かな時間を作り出してきたという。

旅するモーバイルームプロジェクト

こころ豊かな「とき」をはこぶ 旅するモーバイルームTM。室内の様子。

 旅するモーバイルームプロジェクトは、モーバイルームを牽引しながらクルマで日本を縦断するという壮大な計画だ。410日には、最初の訪問地である東京都の品川八潮パークタウンを訪れる。そこから526日までの予定で、西日本を中心に旅をするという。その後、9月から11月にかけて、今度は東日本を縦断する予定だ。自分の住むまちへモーバイルームがやってきた際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。

【旅するモーバイルーム】(※雨天・強風時は中止)
■第1弾 モーバイルームが品川八潮パークタウンにやってくる!
「レコードの記憶に出会うために」をテーマに、音楽試聴体験を行う。
日時:410日、12001700
場所:潮絡南第2ハイツ33号棟横エリア(東京都品川区八潮5丁目6

■第2弾 モーバイルームがINAXライブミュージアムにやってくる!
音楽試聴体験を行う。
日時:418日、12001700
場所:INAXライブミュージアム 窯のある広場(愛知県常滑市奥栄町1丁目130

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