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ライフスタイル最終更新日:2017.01.10 公開日:2017.01.10

第9回 〈課題曲〉『フレンズ』

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 2015年にJAFとTOKYO FMが行なった『思い出すDriveあのキョク!!アンケート』の上位にランクインした曲の中から課題曲を選び、その曲をよりうまく歌うためのコツをナビゲートするミュージックメイト実践編。

 今月の課題曲はたくさんのアーティストがカバーしている人気曲、レベッカの『フレンズ』です。

パワーソングを歌う時は地声で!

 『フレンズ』はボーカルであるNOKKOさんの爽やかなハジケ感が印象的な曲です。こういう曲をうまく歌うポイントは「伸びやかな地声」で歌うことです。
 地声とは、ふだんしゃべっている声のことです。地声を高くしていくと声がひっくり返りますが、その声を裏声といいます。

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 曲のキーによっては地声でも裏声でも歌える場合がありますが、そうした時、「どちらで歌うべきか」と悩む方も多いと思います。『フレンズ』のような曲の場合、裏声で歌うよりも、地声を張って伸びやかに歌ったほうが力強い曲の魅力を引き出せます。
 カラオケを楽しむ時、自分の地声がいちばん魅力的な音域に、その曲のサビの音域を持ってくるようにキー設定をすれば、ストレスなく地声で歌うことができるでしょう。

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→次ページ:地声と裏声の使い分けに挑戦しましょう!

地声と裏声の使い分けに挑戦しましょう!

 上級テクニックではありますが、曲調によって地声と裏声を使い分けることができると、歌うことがもっと楽しくなります。
 練習方法は、まず、地声でも裏声でも出せる高さの音を裏声で出し、その音を切らないで地声に切り替えます。
 コツは大きすぎない声量で行なうこと。ノドの奥を「にゅっ」と前に出す感じなのですが、感覚的なものなので試行錯誤してみてください。

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 こうした練習をすることで裏声と地声の切り替わりもスムーズになり、裏声と地声の両方の発声そのものが安定してきます。
 ただし、この練習はやり過ぎるとのどが疲れてしまいますから注意してください。
 また、歌う時には顔の表情も表現の一部です。うまく歌おうと力み過ぎると表情も硬くなってしまいます。
 楽しい曲の時には、笑顔で歌うと口角も上がって声にも張りが生まれるなど、その曲にあった表情で歌うことも大切です。皆さんも歌っている時の自分の顔を鏡でチェックしてみると思わぬ発見があるかもしれませんよ。

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 次回はいよいよ最終回!
 スペシャルバージョンとして、今までの総まとめをお送りいたします!

→【バックナンバー】これまでの「ミュージックメイト」を見る

→【過去動画】aYanoさんの美声を聞く

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