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ライフスタイル最終更新日:2016.12.12 公開日:2016.12.12

第8回 〈課題曲〉『RIDE ON TIME』

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 2015年にJAFとTOKYO FMが行なった『思い出すDriveあのキョク!!アンケート』の上位にランクインした曲の中から課題曲を選び、その曲をよりうまく歌うためのコツをナビゲートするミュージックメイト実践編。

 今月の課題曲はドラマの主題歌としてもおなじみ、山下達郎の『RIDE ON TIME』です。

高音は母音を意識して、伸びやかに!

 『RIDE ON TIME』は山下達郎さんのしなやかに伸びる高音が印象的な曲ですから、上手に歌うためには高い音域が安定して伸ばせるかどうかがカギになります。

高音をうまく伸ばすためには、母音を意識してみてください。例えば、「か」や「も」の音でも、伸ばすと「かああ」、「もおお」というように母音が残って伸びることになります。音を発する時点から、その音の母音を意識すれば、伸びている母音が安定し、歌全体にしなやかさが加わり、余裕を持って歌っているように聞こえます。

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 高い音域に限らず、子音に意識が集中してしまうと音がぶつ切りになってしまい、歌全体のしなやかさが失われます。そういう場合、プロのレッスンでは歌詞を全て母音に置き換えて歌う練習をすることがあります。「失われた時」なら「ういああえあおい」といった具合です。これをすることによって母音が確認でき、口の動きもスムーズになります。「この部分がしなやかに歌えない」と感じた時などには、こうした練習を試してみてはいかがでしょうか。

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→次ページ:英語の歌詞は耳マネで歌おう!

英語の歌詞は耳マネで歌おう!

『RIDE ON TIME』では歌詞に英語が出てきます。こういう曲の場合、英語の発音がぎこちないと、かっこよくありません。かといって、あまりにも本格的な発音では、その部分だけが浮いてしまいます。
 曲の中で英語の歌詞が出てくる場合は、聞こえてくる音をそのまま真似る「耳マネ」で歌いましょう。
 例えば、『RIDE ON TIME』は文節的に見れば「ライド」、「オン」、「タイム」ですが、歌としては「ラ~イドンタ~イム」と歌われます。この聞こえたままをマネすることが歌のスマートさを失わず、かっこよく歌うことに繋がります。
 洋楽の曲を歌う時も、英語の細かな文法や文節にこだわらず、聞いたままをマネして発音するほうがオリジナルに近づきます。英語の歌詞の発音に戸惑っておられる方は、自信を持って堂々と耳マネをしてみてください。

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