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最終更新日:2025.05.08 公開日:2025.05.08

ヤマハの新型「XSR900」はカスタムが楽しい! 日本限定カラーがカッコ良すぎる!【東京モーターサイクルショー2025】

落ち着いた雰囲気に加え、ストリートファッションとの相性が良さそうなアイボリーカラーを纏った「XSR900」日本限定モデル。写真のXSR900ヤマハの純正アクセサリーを扱うワイズギアのオプションを装着している。

バイクシーズンの到来を告げるイベント「モーターサイクルショー 」が、2025年3月下旬に東京ビッグサイトで開催された。今回は数あるメーカーの中からヤマハの”推し”モデルを紹介しよう!

落ち着いた雰囲気に加え、ストリートファッションとの相性が良さそうなアイボリーカラーを纏った「XSR900」日本限定モデル。写真のXSR900ヤマハの純正アクセサリーを扱うワイズギアのオプションを装着している。

文=安室淳一

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多くのライダーたちが楽しみにしている、日本最大級のオートバイの祭典「東京モーターサイクルショー2025(以下、東京MCS 2025)」が、3月28日~30日にかけて東京ビッグサイトで開催された。

今年のイベント来場者数は3日間を通して11万8812人と、昨年の11万3905人よりも増えて(前年比104.3%)上々の入りで、会場は初日から混雑した。

各バイクメーカーのブースではグッズ販売も充実していたが、やはり注目すべきは新型車両とコンセプトモデル。今回はヤマハのブースで“推し”となっていたモデルを紹介しよう!

ヤマハブースのコンセプトは「楽しみと遊びのイメージを膨らませる空間」

ヤマハブースのコンセプトは「楽しみと遊びのイメージを膨らませる空間」

カジュアルな「XSR900」日本限定モデル

ヤマハのブースは「ヤマハと遊ぼう」が出展テーマ。カスタマーコミットメントとして“リルート”を掲げ、フロアに遊び心として“道”のデザインを採り入れた。

今回、数ある展示モデルの中でも来場者の目を惹いていた一台が、日本限定カラー「セラミックアイボリー」を纏った「XSR900」だ。このモデルはファッショントレンドに敏感なライダーに向けた、カジュアルなカラーリング提案となり、走りだけでなく、ファッション性をバイクに融合させることに長けたヤマハらしい提案となっている。

もちろんXSR900は車両としての魅力も高く、トルクフルながらも自身で操る楽しさを味わえるエンジンと、きめ細やかな車体制御をおこなうMIU、そしてライダーの高揚感を高めるサウンドデザインによって、バイクライフを盛り上げてくれるだろう。

日本限定カラーのXSR900と、フロント&シートにカウルを追加した「ワイズギア オリジナルスタイル」は、いずれも受注期間が2025年9月30日(火)までなので注意したい。

落ち着いた雰囲気に加え、ストリートファッションとの相性が良さそうなアイボリーカラーを纏った「XSR900」日本限定モデル。写真のXSR900はヤマハの純正アクセサリーを扱うワイズギアのオプションを装着している。

落ち着いた雰囲気に加え、ストリートファッションとの相性が良さそうなアイボリーカラーを纏った「XSR900」日本限定モデル。写真のXSR900はヤマハの純正アクセサリーを扱うワイズギアのオプションを装着している。

その他にも、同じXSR900をベースに、オン・オフ両方のテイストを堪能したいライダー向けの「XSR900プロトタイプ2アドベンチャー」や、オンロードだけでなくオフロードファンに向けた「オフロード カスタマイズコンセプト」などが参考出品された。

また、自動変速トランスミッション「Y-AMT」を備えた「MT-07」や、見る角度によりボディの色味が変化する「YZF-R3」の新カラーは、非常に目立つ存在だった。もちろん両モデルともカスタム仕様車が用意されていた。

今回のヤマハは、オプションやカスタマイズの選択肢を提案することで、ユーザー自身の感性や価値観にポジティブな変化をもたらそうとしている姿勢が印象的だった。

ヤマハブースでサプライズ登場した「オフロード カスタマイズコンセプト」は、オフロード好きが市販化を期待したくなる一台。WRシリーズが復活するのだろうか?

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846cc水冷並列3気筒エンジンを搭載する「MT-09」のカスタム仕様車。ヘッドライト上部のステーや、ハンドルバーガードなどのオプションを装着したことで、元のスポーツネイキッドから印象がガラリと変化した。

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ロードスポーツモデル「YZF-R3」の新色「マットパールホワイト」には偏光塗料が使用され、見る角度によってボディの色味が変わる。

ロードスポーツモデル「YZF-R3」の新色「マットパールホワイト」には偏光塗料が使用され、見る角度によってボディの色味が変わる。

輸入車メーカーのミドルクラスが充実。負けるな国産!

別記事でホンダスズキカワサキの推しモデルを紹介してきたが、今年のMCSは例年と比べ、車両のラインナップも会場内の雰囲気もどことなく落ち着いた印象だった。

ここ数年では、各輸入車メーカーがミドルクラスモデルを日本市場に投入し、勢いをつけている。また、東京MCS2025で日本初上陸した中国の大手バイクメーカー「QJモーター」は一挙に18台の車両を展示し、確かな存在感を示した。

そんな海外メーカーに対抗するべく、国産4メーカーもそれぞれ独自のテーマを掲げ、さらなるファン獲得に動いている。カテゴリーとしては未だにネオクラシックモデルの人気が続いているが、新たな魅力を持つモデルが登場することで、その流れも変わってくると考えられる。

いまどきのライダーは、自分の好みを追いつつも気軽に乗れるバイクを求める傾向にある。そもそもバイクは自己満足の乗り物だ。バイクに興味を持った人は、ぜひ自分が乗りたいと思える一台を見つけて、無理はせず、周囲のアドバイスはそこそこに留めて自分のペースでバイクライフを楽しみたい。

いま輸入車メーカーで最も勢いのあるロイヤルエンフィールドのブースでは、「BEAR650」「CLASSIC650」「GOAN CLASSIC 350」が目玉として発表された。

いま輸入車メーカーで最も勢いのあるロイヤルエンフィールドのブースでは、「BEAR650」「CLASSIC650」「GOAN CLASSIC 350」が目玉として発表された。

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