関越道 高坂SA付近が4車線化!? 付加車線の運用開始で渋滞解消か【道路のニュース】
NEXCO東日本は、E17 関越自動車道 高坂SA付近において2025年3月28日(金)から付加車線の運用を開始する。これにより、渋滞の名所として知られる高坂SA付近は、実質的に片側4車線での運用となり、渋滞の解消が期待される。
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関越道 高坂SA付近で付加車線が運用開始!

地図右下の鶴ヶ島IC付近(上り)でも付加車線が整備予定。
NEXCO東日本は、E17 関越道 高坂SA付近において2025年3月28日(金)から付加車線の運用を開始すると発表した。
下り線(新潟方面)では、関越道 坂戸西スマートIC~東松山ICの0.5km。上り線で(東京方面)では、関越道 東松山IC~坂戸西スマートICの2.2kmにおいて付加車線の運用がはじまり、実質的に片側4車線での運用が可能となる。概要と日時は下記の通り。
【付加車線の概要と運用開始日時】
区間:E17 関越道 坂戸西スマートIC~東松山IC(下り)0.5km
日時:2025年3月28日(金)6時頃から
区間:E17 関越道 東松山IC~坂戸西スマートIC(上り)2.2km
日時:2025年3月28日(金)14時頃から

関越道 高坂SA付近における付加車線の運用イメージ。
高坂SA付近の渋滞解消なるか?

サグ渋滞のメカニズムと付加車線による渋滞解消のイメージ。
今回、付加車線が運用開始となる高坂SA付近は渋滞の名所として知られる区間。夏季混雑期、大型連休、行楽シーズンなどの交通量が多い時期に高頻度で渋滞が発生している。
この主な原因は、本線の下り勾配から上り勾配への変化点(サグ部)でクルマの速度が低下することにある。付加車線が整備されることで、速度低下自体を防ぐことはできないが、交通容量が増加することによる渋滞解消の効果が期待されている。
NEXCO東日本によると、関越道における付加車線の整備工事は続き、高坂SA付近では、下り線0.8km、上り線1.2kmの工事が実施中。鶴ヶ島IC付近の上り線2.2kmでも工事が実施中だという。今回運用開始される区間に合わせ、これらの付加車線が完成すれば、さらなる渋滞解消の効果が期待できるだろう。今後の付加車線工事の進捗状況にも注目したい。
INFORMATION
NEXCO東日本公式サイト
https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/kanto/2025/0319/00014763.html