高速道路で行く! お土産県境を探してみた。 静岡「うなぎパイ」編
静岡県浜松市の代表的なお土産である「うなぎパイ」。夜のお菓子として知られるこの「うなぎパイ」の県境はどこにあるのでしょうか。東名高速を使って徹底的に調査してみました。
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目次
駒門PA(静岡県御殿場市)
駒門PAに到着。
編集部:下り線のPAはかなり施設が充実しているんですが、上り線の方は2022年に売店が閉鎖になっているようですね。いまはトイレと販売機、あと富士山の名水を汲める場所があるようです。
pato:狂ったようにペットボトルを並べて水を汲んでいるおじさんがいましたね。
もちろん、ここも「店がない」という理由で検証続行となります。
pato:ここにあったお店はここで51年間も営業していたんですね。「アメリカンドッ君」ってのが何なのか分からないですけど、生誕の地だったみたいです。
ルールにのっとり検証は続行、次のSAに向けて車を走らせます。
完全に日が落ちてしまった。
編集部:朗報ですpatoさん! なんと、次の足柄SAで長かった静岡県が終わりです!
pato:ほんとに長かった。死ぬかと思った。
足柄SA(静岡県御殿場市)
pato:めちゃくちゃでかい。
もちろんこれだけ大きなSAなのでかなり充実した形で「うなぎパイ」コーナーがある。
そして桔梗信玄餅コーナーも大充実。
pato:まあこれだけ大きなSAですからね。そりゃありますよ。問題はここからですよ。
実は僕には目論見みたいなものがあった。大学時代の同級生で静岡出身である山村は、帰省するたびにお土産として「うなぎパイ」を買っていた。その際に「うなぎパイ」は静岡県内と名古屋市内でしか売ってないんや、と豪語していた。
つまり、基本的には静岡県内だけで販売しているが、春華堂のある浜松市と関係が深い名古屋市では販売しているということではないだろうか。つまり、静岡県が終わり神奈川県となった次のPAでは販売していない可能性が高い。
pato:次が熱い!
pato:長かった静岡県がついに終わったぞ!
鮎沢PA(神奈川県山北町)
けっこう大きめの売店だ。
あれ、うなぎパイコーナーがない?
いつもだったら入った瞬間に見つかる目立つ位置に特設コーナーがあるのに、それがない。これはもしや……。
と思ったらあった。
pato:クソっ! 山村め。普通に神奈川県にもあるじゃねえか。
編集部:ただかなり品薄になってませんか? 数が少ないです。これは次のPAあたりでひょっとするとひょっとするかもしれませんよ。
ちなみに2つ前の駒門PAが誕生の地だった「アメリカンドッ君」がこちらで販売されていました。
pato:顔が描かれているアメリカンドックだ。
pato:ケチャップとマスタードつけるとめちゃくちゃ生々しいな。
ちなみに、普通のアメリカンドックに比べて中に入っているソーセージが極太で美味でした。
編集部:この案内板を見てください。中井、海老名、港北、残りの東名高速PA/SAはこの3つです。
pato:まじかー、このまま残り3つぜんぶは避けたい。中井で終わればそこから圏央道で八王子に帰れる。
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