高速道路で行く! お土産県境を探してみた。 静岡「うなぎパイ」編
静岡県浜松市の代表的なお土産である「うなぎパイ」。夜のお菓子として知られるこの「うなぎパイ」の県境はどこにあるのでしょうか。東名高速を使って徹底的に調査してみました。
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目次
由比PA(静岡県静岡市)
編集部:由比PAに到着しました。
pato:はあ、どうせこのPAにも売ってるんでしょ。おいちょっと待て!
pato:売店がない……。ちょっとこれ激熱だろ!
由比PAにはトイレと自動販売機スペースしかありませんでした。
pato:これ絶対に「うなぎパイ」売ってないでしょ。検証終了! 第二部完!
編集部:ちょっと調べてみたんですが、もともと海岸線に近いために下りPAには売店がなかったようです。ただ、こちら側の上りPAにはスナック・ショッピングコーナーがあったみたいですね。ただ、2020年5月6日に閉店したみたいです。
pato:検証終了!
編集部:落ち着いてくださいpatoさん。もう一度、検証のルールを確認してください。最初に言ったルールです。「売っていない売店があればそこで検証は終了。そのまま東京に帰りましょう!」ですよ。
pato:は?
編集部:売っていない売店はありましたか?
pato:売っていない売店はない。そもそも売店自体がないのだから。
編集部:ということは?
pato:検証続行?
編集部:さあ、いきましょう!
編集部:ほら見てください、patoさん、ここ面白くないですか。高速道路が海の上を通っていて、その内側に漁港があります。海側から漁港が見られる高速道路ってなかなかないですよ。
pato:売っていない店があったら……売ってない店……店がないのとは違う……。
納得いかない思いを抱えつつ車を走らせると、富士川SAが見えてきました。なんか観覧車が見える!
富士川SA(静岡県富士市)
pato:僕の記憶の限りだと、観覧車があるSAは日本に4つあります。淡路、刈谷、川島、そしてここ富士川ですね。
さっそく乗ってやろうと思ったのですが、点検のため臨時休業でした。絶妙に間が悪い。
もちろん、観覧車があるくらい巨大なSAなので、うなぎパイも充実のラインナップで販売していました。
確認のために触れておくと、桔梗信玄餅も充実のラインナップでした。
このSAは巨大な観覧車に巨大な売店、巨大なフードコートなどを備えているのに、さらに敷地内にもうひとつ別の施設がある。どうやらこれは「富士川楽座」という道の駅のようで、下を通る一般道からも利用できる施設のようだ。各種店舗のほかにプラネタリウムまであるという。
こちらの道の駅にも充実のラインナップで販売してました。それどころか、いちばん上には「うなぎパイキャリーケース」まで置かれていました。
ちなみに、上階にはこういうしゃらくさい感じで富士山が見えるスポットがあるのですが、あいにくの空模様でまったく見えませんでした。さっきまで快晴だったのにな。微妙に間が悪い。
超巨大な富士川SAをあとにし、次のPAに進む。もう日が暮れるというのに一向に静岡県が終わらない。
愛鷹PA(静岡県沼津市)
pato:なかなかオールドタイプの売店がある。
編集部:浜松からずいぶんと離れて沼津まで来ましたし、もしかしたら「うなぎパイ」を売っていないなんてことも。
pato:これだけきてもまだ静岡県なの絶対におかしいよ。
pato:綺麗な桜が咲いていても静岡県が細長い罪は消えない。
昔ながらといったレトロな雰囲気がする店内にしっかりと「うなぎパイ」コーナーがありました。
pato:ただ、これまでみたいにメインっぽい場所じゃないし、ちょっと展開も小さめなんですよね。さすがに影響力が落ちてきたか。そろそろ期待できるかも。
編集部:桔梗信玄餅もありました。
pato:さすがにどこでも影響力を発揮しすぎだろ。
すっかり日が落ちたのにまだ静岡県が終わらない。
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