高速道路で行く! お土産県境を探してみた。 静岡「うなぎパイ」編
静岡県浜松市の代表的なお土産である「うなぎパイ」。夜のお菓子として知られるこの「うなぎパイ」の県境はどこにあるのでしょうか。東名高速を使って徹底的に調査してみました。
この記事をシェア
目次
牧之原SA(静岡県牧之原市)
pato:これだけ立派な売店に売ってないはずがない。
完全に立派なお土産もの売り場、その手前におそろしいものを発見します。
桔梗信玄餅。
pato:前回の記事で探し続けて桔梗信玄餅が、ここ静岡でも販売されていた。いったいどこまでの広がりを見せるんだ。
編集部:あらゆる方角に徹底調査したくなりますね!
pato:いや、それはないです。
もちろん、うなぎパイも充実のラインナップ。
ちなみに、みかんジュースが蛇口から出てくるカフェもあります。
pato:めちゃくちゃ濃厚でうまい。
さて、濃厚なみかんジュースで喉を潤し、次のSAを目指して車を走らせます。
pato:いや、そもそもですね、うなぎパイの県境を探ってなんになるかって話なんですよ。
編集部:(相変わらずめちゃくちゃクセの強いハンドルの握り方をする人だな……)
pato:うなぎパイは僕らの心の中に存在するんです。県境なんてない!
編集部:(足も収まってない。もっと座席を下げればいいのに……)
pato:クソっ! 東京まで200kmもあんじゃねえか!
編集部:(ホント、ずっとうるさい人だな……)
そんなこんなで日本坂PAに到着。
日本坂PA(静岡県焼津市)
pato:きました。これは完全に激熱です。
編集部:そうですか? 大きな売店スペースもあるし、ファミマもありますよ。絶対に売ってますよ。
pato:ああ、そういう意味ではなく、このPAにはファミマ、松屋という僕が日常的に通い詰めている店が居並んでいるわけですよ。もうここに住みたい! うなぎパイ? ああ、売ってんじゃないの。
pato:松屋でご飯食べましょうよ。牛焼肉定食にはなにをかけます? 僕はポン酢。
pato:ほら、もう入った瞬間に売っているじゃないですか。それより松屋ですよ。サラダにはなにかけます? 僕はゴマだれです。
編集部:見てください。大きな広告まで展開してますよ。かなりうなぎパイに力を入れていますね。
pato:お、こっちの売店と松屋、繋がってんのか。
どうしても松屋でご飯を食べようとするライターを説得し、次のPAを目指します。
pato:だんだん大きなビルが見えるようなってきました。静岡市ですね。大都会ですよ。この光景の中にどれだけの松屋が存在するのか。
編集部:ずいぶんと浜松市から走りましたね。ここまで遠くなるともしかしたら「うなぎパイ」の影響が及んでいないかもしれません。
pato:ちょっと期待していいんですかね……。
日本平PA(静岡県静岡市)
pato:はい、売ってます。
編集部:え、なんでこの時点で分かるんですか。
pato:ついでに桔梗信玄餅も売ってます。
編集部:なんでわかるんですか。
pato:こういう検証していると研ぎ澄まされてくるんですよ。この画像の中央よりやや右下には「うなぎパイ」と「桔梗信玄餅」の看板がある。
編集部:とんでもない特殊能力に目覚めている……。
編集部:本当だ……。
うなぎパイは2か所に分かれて展開される充実っぷり。
もちろん桔梗信玄餅もあります。
pato:この盤石っぷり。確実に静岡県内は売っています。ついでにいうとたぶん桔梗信玄餅も売っている。
静岡は長すぎるんよ、どうかしてる、と文句しか言わなくなっているpatoを尻目に次のSAを目指します。
編集部:あ、見てください。河津桜ですかね。まだ2月だというのにもう咲いていますよ。
pato:いくら早咲きの桜が綺麗でも静岡が長すぎるという罪は消えない。
編集部:(もうわけわかんないことになってるな……)
記事の画像ギャラリーを見る