VWゴルフに究極のFFホットハッチが登場。新型「GTI クラブスポーツ」は300馬力、最高速度は267km/h!
フォルクスワーゲンは5月31日、ドイツ最大のモータースポーツイベントであるニュルブルクリンク24時間レースの会場で、新型ゴルフGTIクラブスポーツを発表した。
ニュルに最適化された新型GTIクラブスポーツ
ゴルフGTIクラブスポーツは、ゴルフの高性能モデルとして位置づけられるGTIのさらに上を行くスペシャルなホットハッチだ。今年1月にゴルフ(8代目)およびゴルフGTIがビッグマイナーチェンジが施されたのに続いて、GTIクラブスポーツも装いを新たにデビューを迎えた。
通常のGTIと比べてもスポーティさが際立つ新型は、標準でLEDプラスヘッドライトを採用し、フロントにブランド初となるイルミネーション付きのVWロゴを搭載。また完全新設計のフロントエンドと、リアに大型のルーフスポイラーを装備することで、ダウンフォースを強化した。
2リッター4気筒のターボチャージャー付きエンジンは、最高出力300PS(GTIと比べ35PSのアップ)、最大トルク400Nmを発揮し、そのパワーは電子制御フロントデファレンシャルロックを介して路面に伝達される(DCCアダプティブシャシーコントロールはオプションで装着可能)。静止状態から100km/hまで5.6秒と俊足で、制限を解除すれば最高速度は267km/hにまで達するという。
ゴルフGTIクラブスポーツのもうひとつのハイライトは、このクルマ専用で用意される「スペシャル」と呼ばれるドライビングプロフィールだ。ニュルブルクリンクのサーキット特性に合わせ、DCCアダプティブシャシーコントロールとビークルダイナミクスマネージャーを最適化したことで、最大限のパフォーマンスを発揮するという。
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