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このバイク、日本でも販売して! ヤマハがインドの電動バイクメーカーに出資。

ヤマハ発動機は、2月6日にインドで電動スクーターの製造・販売を行うスタートアップ企業のWorld of River社に出資したことを発表した。世界最大の電動バイク市場を持つインドで、ヤマハは何をしようとしているのだろうか?

文=岩井リョースケ(KURU KURA)

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River社の電動スクーター「インディー」。本体カラーはモンスーンブルー。写真=World of River

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ヤマハがRiver社に出資した背景とは?

World of River社(以下、River社)は、米国のデラウェア州に本社を構え、世界最大の電動バイク市場を持つインドにおいて、電動スクーターの製造・販売を行う企業だ。今回ヤマハが出資したのは、River社が行う第三者割当によるシリーズBラウンドの資金調達に対する出資となる。ヤマハは2050年までに「スコープ3(主に製品使用時などにおけるCO₂排出量)」を2010年比で90%削減する目標を掲げており、今回の出資も環境計画実現に向けた取り組みの一環となるそうだ。

インドでは、政府による国内製造業の振興や電動化推進支援により、電動バイク市場が急速に拡大している。そんな中、ヤマハはRiver社への出資を通じて、同社とのEV市場における事業協力を模索していくという。

スクーター界のSUV? River社の「Indie」

River社が展開しているモデルは電動スクーターである「Indie(インディー、またはインディーズ)」の一種。ボディはサマーレッド、モンスーンブルー、スプリングイエローの3色展開で、ポップで光沢感のあるボディはかなり目立ちそうだ。転倒・衝突時にボディを守るフレームガードや、パニアケースを取り付けるための金属フレームに、フロア(足を置くスペース)に荷物を置けるよう、フロア横からフットペグを展開できるといった面白い装備を標準搭載。タフで多目的な用途に使えることから、同社ではこのモデルをスクーター界のSUVと表現している。デザインはホンダのスクーターに近しい雰囲気があるが、フロントフェイスは国産にはないタイプのデザインなので、実際に見かけることがあれば、ひと目で外車だと分かりそうだ。

同じインド製と言えば、ロイヤルエンフィールドのバイクも日本では人気が高くなっているため、もしこのモデルが日本に来るようなことがあっても、ニーズはありそうだ。ただし、実際は両社の協力体制を構築した次は、ヤマハがインドの電動バイク市場に自社モデルを投入する可能性の方もありそうだ。

■Indie 諸元
最高速度:時速90km
最大出力:6.7kW
最大トルク:26Nm
バッテリー:リチウムイオン電池
バッテリー容量:4kWh
充電時間:5時間(0~80%までの場合)
航続距離:120km
ホイールベース:1365mm
全高:165mm
シート高:770mm
走行モード:エコ・ライド・ラッシュの3種
ホイールサイズ:14インチ
収納:グローブボックスが12リットル、シート下収納が43リットル

River社「インディー」のスプリングイエロー。写真=ヤマハ発動機

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