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道路・交通2023.11.27

「短時間限定駐車マス」でトラックドライバーの休憩時間を確保できるか? 足柄SA(上り)で実証実験開始。

NEXCO中日本は11月21日より、東名高速 足柄SA(上り)にて「短時間限定駐車マス」の実証実験を始めた。SA・PAの駐車場に60分以内の駐車マスを設けることで、トラックドライバーの休憩時間確保につなげるというもの。全国の先駆けとなるこの取り組みを詳しく取り上げよう。

文=宮本 菜々(KURU KURA編集部)

資料=NEXCO中日本

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駐車場はいつも満車……SA・PAで休憩できないトラックドライバー

(c) zheng qiang - stock.adobe.com

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トラックドライバーは430休憩(4時間トラックを運転したら30分は休憩する)のため、輸送経路上に大型車を駐車できるスペースを見つけ出さなければならない。しかし大型車を駐車できるスペースは少なく、トラックドライバーの頭を悩ませている。

高速道路の休憩ポイントとなるとSA・PAだが、大型車の駐車マスは満車になっていることも少なくない。NEXCO東日本・中日本・西日本は、駐車マスを拡充しているが、特に、都市近郊部を中心としたSA・PAでは、長時間駐車する車両の割合が多く、混雑の緩和には至っていない。

この状況に対してNEXCO東日本・中日本・西日本は、SA・PAの大型車駐車マスの一部に、60分以内の駐車とする「短時間限定駐車マス」の導入を検討。2023年秋以降に、実証実験をNEXCO東日本管内4ヶ所、中日本管内1ヶ所、西日本管内6ヶ所で順次開始すると発表した。

短時間限定駐車マスの実証実験予定箇所。(画像:NEXCO中日本)

最初に実証実験が始まるのは、NEXCO中日本の東名高速 足柄SA(上り)で、11月21日14時に開始。半年から1年を目途に実証実験の効果を検証するという。

実証実験中の足柄SA(上り)「短時間限定駐車マス」の整備状況は?

短時間限定駐車マスの実証実験を行う足柄SA(上り)。(画像:NEXCO中日本)

東名高速の足柄SAは、2022年3月に駐車マスを増設しており、上りの施設では小型車(兼用含む)516マス、大型車(中型車含む)352マスがあるが、このうち短時間限定駐車マスとして大型車39台分を確保したという。

短時間限定駐車マスの路面標示と看板。(画像:NEXCO中日本)

短時間限定駐車マスには、それぞれのマスに路面標示を施し、近くに看板を設置する。

NEXCO中日本は、駐車後60分以内に出発するよう促すとともに、60分を超えて駐車する場合は短時間限定駐車マス以外の利用を呼びかけている。

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