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最終更新日:2023.09.17 公開日:2023.09.19

全国道の駅 満足度ランキング2023。No.1は2年連続のあの駅!?

2023年で「道の駅」の制度が発足して30周年となり、全国に1209駅もの道の駅が登録(※)。近年では、キャンプ施設や温泉施設が併設されるなど、休憩利用やおみやげの購入だけでなく、ドライブの目的地としても注目を集めている。そんな道の駅に実際に訪れたユーザーの声を集めた「満足度ランキング2023」が発表された。上位にランクインした道の駅を紹介しよう。 ※2023年8月4日現在

文=KURU KURA編集部

資料・写真=株式会社リクルート

全国道の駅 満足度ランキング2023

旅行情報誌『じゃらん』は、全国にある道の駅(北海道、沖縄県を除く)約1000駅を対象とした自社アンケート結果に基づき、満足度トップ10を発表した。全国道の駅 満足度ランキング2023の結果を見てみよう。

全国道の駅 満足度ランキング2021 トップ10

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【全国道の駅 満足度ランキング2023】
※順位、施設名、所在地域、満足率の順に記した。
1位:道の駅 川場田園プラザ(群馬県川場村)88.5%
2位:あ・ら・伊達な道の駅(宮城県大崎市)84.6%
3位:道の駅 富士川楽座(静岡県富士市)78.0%
4位:道の駅 しちのへ(青森県上北郡七戸町)77.7%
5位:道の駅 米沢(山形県米沢市)77.1%
6位:道の駅 むなかた(福岡県宗像市)76.3%
7位:道の駅 とみうら枇杷倶楽部(千葉県南房総市)76.2%
8位:道の駅 上品の郷(宮城県石巻市)75.8%
9位:道の駅 伊東マリンタウン(静岡県伊東市)75.6%
10位:道の駅 保田小学校(千葉県安房郡)75.5%

ランキングのトップ5までに入った道の駅を抜粋し、どんな道の駅なのか紹介しよう。

1位 道の駅 川場田園プラザ(群馬県川場村)

道の駅 川場田園プラザ(群馬県川場村)

栄えある1位に輝いたのは、武尊山の麓に広がる自然豊かな道の駅「川場田園プラザ」。なんと2年連続の1位戴冠である。

“1日まるごと楽しめる!遊べる食べられる道の駅”がコンセプト。広大な敷地内には、地元の農産物や食材を使った加工品の直売所、地元食材から作る食パンが名物のベーカリー、レストラン、チーズ工房、さらにはビール工房も備えるなど、飲食店が充実。

また、ブルーベリーの摘み取り体験や陶芸教室などの体験コーナー、ネットのアスレチックも用意されていて、食から遊びまで楽しめる道の駅だ。

2位 あ・ら・伊達な道の駅(宮城県大崎市)

あ・ら・伊達な道の駅(宮城県大崎市)

昨年3位から1ランクアップ。2位となったのは宮城県大崎市の北西部に位置する「あ・ら・伊達な道の駅」。地域の農産物直売所や特産品、おみやげなどを販売するショッピングコーナーや、旬の野菜や地元食材を使用したレストラン、地域内外の芸達者によるステージショーなど、さまざまな見どころがある道の駅だ。

レストラン「伊達ちゃんkitchen」では、季節の野菜を取り入れた定食や自家製の肉厚チャーシューが自慢の伊達ちゃんラーメンを販売している。

駅名にある「伊達」は、戦国武将・伊達政宗のこと。伊達政宗が仙台に居城を構える以前、この地域を本拠地としていたことを由来としている。同駅周辺には、伊達政宗ゆかりの観光スポットが多数ある。

また、姉妹都市である北海道石狩郡当別町に工場がある人気製菓店「ROYCE’(ロイズ)」の販売店があり、限定商品やソフトクリームを販売しているのも特徴である。

3位 道の駅 富士川楽座(静岡県富士市)

道の駅 富士川楽座(静岡県富士市)

3位は、雄大な富士山を望みながらリフレッシュできる道の駅「富士川楽座」。同駅には、最新鋭の投影機で作品を楽しめる本格的なプラネタリウムや、工作・科学実験・クラフト教室・室内アスレチックが体験できる施設「どんぶら」、隣接する大観覧車「フジスカイビュー」など、まるでテーマパークのような施設が集まっている。

また、地元産のしらすや干物、わさびやお茶など、海の幸から山の幸まで豊富な特産品を取りそろえるショッピングコーナーも人気なのだとか。

東名高速・富士川SA(上)に併設しているので高速道路からも利用でき、遠方から訪れる際にも便利な道の駅である。

4位 道の駅 しちのへ(青森県上北郡七戸町)

道の駅 しちのへ(青森県上北郡七戸町)

八甲田山の東側に位置する道の駅「しちのへ」は、4位にランクイン。地元の銘菓や地酒「駒泉」、特産物である長芋やにんにく、南部小絵馬などの民芸品を取り揃えたショッピングコーナーが人気。

また、1カ月の最高売上数が約1000杯を誇る「馬肉ラーメン」にも注目したい。馬骨をじっくり煮込んだ出汁、ほんのり甘辛な味噌を使用したスープは、コクがあってクセになる美味しさなのだとか。

かつて馬産地として栄え、馬と縁が深いことから、2頭のダービー優勝馬の銅像も立っている。そのほか、七戸町出身の洋画家・鷹山宇一の記念美術館、地元の秋まつりで運行した山車が展示される展示館を併設するなど見所たっぷりだ。

5位 道の駅 米沢(山形県米沢市)

道の駅 米沢(山形県米沢市)

5位は、東北中央道・米沢中央ICにほど近くアクセス抜群の道の駅「米沢」。全国区で知られるブランド牛・米沢牛を部位ごとに食べ比べできるステーキ、牛刺し、ユッケなど、多彩なメニューで比較的リーズナブルに味わえるレストラン。地元食材を使用した食事が楽しめるフードコート。さらには、山形県産のりんごを使用したオリジナルアップルパイなど、ご当地グルメを思う存分楽しめるのが特徴。

同駅周辺には、戦国武将・上杉謙信ゆかりの歴史スポットや、「米沢八湯」と呼ばれる個性豊かな温泉があるなど、観光スポットも多数ある。

上位にランクインした道の駅は、地域の農産物や特産品を販売するショップやレストランのほかに、観覧車、美術館、ものづくりや農業体験など、幅広いニーズに応えてくれるような、ドライブの目的地となり得る道の駅が多かった。このような道の駅を目的地にして、ドライブを計画してみてはいかがだろうか。


【じゃらん全国道の駅グランプリ2023 アンケート調査概要】
調査時期:2023年5月1~8日
調査対象:45都道府県在住 20~50代 男女
有効回答数:3748件
調査方法:『関東・東北じゃらん』『東海じゃらん』『関西・中国・四国じゃらん』『九州じゃらん』の掲載エリア(北海道、沖縄を除く45都府県)にある約1000の道の駅を対象にアンケートを実施。
過去3年以内に訪れたことのある施設の中から、「満足した」、「良かった」と思う施設を3つまで選択。利用経験者数が80人以上の施設を集計。

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