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ライフスタイル最終更新日:2023.06.14 公開日:2023.06.02

ご当地ナンバー普及率ランキング! 地域住民から愛される図柄とは?

国土交通省は5月30日に、地方版図柄入りナンバーの普及促進に貢献している10地域を表彰した。2006年から配布が始まった第1弾と、2020年に追加された第2弾とでそれぞれ5地域ずつ発表されているので、紹介しよう。

文=原田磨由子
画像=国土交通省

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決着は「普及率」で決める!

画像=国土交通省「地方版図柄入りナンバープレート」を元に作成

 地域振興やイベントの機運を高める目的に、日本では2006年から41地域を対象に「地方版・図柄入りナンバープレート(ご当地ナンバー)」の交付を開始。2020年には第2弾として新たに17地域での配布もはじまり、どの地域の図柄が好きか、自分が住んでいる地域のデザインはどうか、申込数はどこが多いのか、といった話題でたびたび盛り上がっている。

そして今回、国土交通省は2023年5月に全国で普及率が高かった地域を発表した。普及率とはご当地ナンバーの取り付け台数に対し、対象地域が保有する車の台数を割ったものとなるため、人口が多い地域が有利にならないよう考えられたものだ。第1弾と第2弾でそれぞれ5地域ずつ発表されたので、さっそく見てみよう。

第1弾 ご当地ナンバー普及率TOP5

第1弾は41地域、2006年10月1日以降が対象

5位:奈良県「奈良ナンバー」普及率:2.08%
デザイン:桜、紅葉
配布地域:奈良県

補足:一目で奈良だと認識できるよう五重塔、鹿、桜を配置。第4回奈良県版図柄入りナンバープレート審査会での審議の結果、39作品の中から選定された。

4位:静岡県「富士山ナンバー」普及率:2.57%
デザイン:美しく雄大な富士と豊かな田園
配布地域:富士宮市、富士市、裾野市等

補足:メッセージは”見上げれば富士。裾野に広がる豊かな大地。美しい花々に囲まれた潤いある田園風景。この地方を象徴的に表現した。デザインは101点の応募の中から選定された。

3位:広島県「福山ナンバー」普及率:2.61%
デザイン:広島東洋カープ
配布地域:三原市、尾道市、福山市等

補足:カープ、カープとサンフレッチェ広島および広島ドラゴンフライズ、原爆ドームおよび厳島神社、もみじ、牡蠣およびレモンの4案からアンケートでカープに決定している。

2位:熊本県「熊本ナンバー」普及率:2.81%
デザイン:くまモン
配布地域:熊本県

補足:くまモンのシルエットの外側に、加藤家の家紋「蛇の目紋」と細川家の家紋「九曜紋」を描き、熊本を表現。また、熊本の水をイメージした淡青色を使用し、熊本らしさをアピールしている。

1位:山梨県 「富士山ナンバー」 普及率:4.04%
デザイン:富士山
配布地域:富士吉田市等

補足:「富士山ナンバー」は山梨版と静岡版があり、山梨版は葛飾北斎の「富嶽三十六景」より、朝焼けに染まる赤富士「凱風快晴」をアレンジした図柄が選定された。

次のページでは、
第2弾のTOP5を紹介!

第2弾 ご当地ナンバー普及率TOP5

第2弾は17地域で期間は2020年5月11日以降が対象。

5位:東京都「江東ナンバー」普及率:2.93%
デザイン:東京ゲートブリッジ
配布地域:江東区

補足:コンセプトは伝統が息づくまち、変化し続けるまち、そんな魅力あるまちの象徴として東京ゲートブリッジをデザイン。江東区の輝く未来をイメージしたもの。全131作品の応募の中から選定された。

4位:青森県「弘前ナンバー」普及率:3.74%
デザイン:弘前城・桜色のお堀と岩木山
配布地域:弘前市、西目屋村

補足:全321件の応募の中から5点が候補に。こぎん(藍)、お城と桜、弘前城・桜色のお堀と岩木山、弘前になるりんご、岩木山の投影の中から、弘前城が選定された。

3位:千葉県「松戸ナンバー」普及率:3.85%
デザイン:松戸の風景
配布地域:松戸市

補足:松戸の名所となる矢切の渡し、本土寺の紫陽花、常盤平桜通りの桜を色鮮やかに表現。最終審査で8点に絞られたデザインの中から、松戸市内の住民6501名による人気投票により選定された。

2位:島根県「出雲ナンバー」普及率:3.91%
デザイン:八岐大蛇
配布地域:出雲市、奥出雲町、飯南町

補足:出雲神話に登場する八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を、虹をイメージしたカラーで表現。全155作品の中から住民のアンケートで選定された。

1位:奈良県「飛鳥ナンバー」普及率:6.29%
デザイン:朱雀
配布地域:奈良県、明日香村、橿原市、三宅町等

補足:図柄には飛鳥を象徴する朱雀が羽ばたく様子が赤やオレンジの明るい色合いで描かれ、地域の飛躍への願いが込められた。

地域住民の支持が普及率に影響!

第2弾で普及率1位に輝いた飛鳥ナンバーは、2013年の時点では橿原市、高取町、吉野町、明日香村の4市町村は車両の登録台数が10万台超えの基準に満たないことから、一度導入を断念している。しかし、2017年に基準が緩和され、5万台以上でも地域に知名度があれば登録が可能となった。そこで上記の4市町村に加え、三宅町も加えて再度導入を申し込み、飛鳥ナンバーが登録されたという経緯がある。普及率の高さにはこのようなエピソードも影響していそうだ。

単純な申込数ではなく、公平に地域の登録台数から割り出された普及率ランキングは、地域愛を感じ取れる面白い結果となった。旅先で行き交う車のナンバーを見るのも楽しみの1つになりそうだ。

■第1弾の41種(2006年10月1日~)

 

■第2弾の17種(2020年5月11日~)

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