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最終更新日:2023.08.02 公開日:2023.07.31

絶対に回避したいお盆渋滞ランキング TOP5!【お盆 渋滞予測2023】

NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、JB本四高速、日本道路交通情報センターは、2023年8月9~16日までのお盆期間における高速道路の渋滞予測をまとめている。今回は、その中でも渋滞規模が大きくなるであろう高速道路TOP5を紹介する。

文=KURU KURA編集部

(c)作者名rob z - stock.adobe.com

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今年は前年比230%増しで渋滞が発生!?

NEXCO3社、JB本四高速、日本道路交通情報センターの発表によると、2022年のお盆渋滞実績は10km以上の渋滞が193回、30km以上の渋滞が10回発生したが、今年は10km以上の渋滞が438回、30km以上の渋滞が23回と、前年比でおよそ230%も渋滞発生回数が増加する見込みとなっている。

7月は記録的な猛暑が続き、連休は避暑地で過ごしたいと考える人が多いだろうが、どの高速道路でどれだけ大きな渋滞が発生するのだろうか。

そこで今回、KURU KURAでは全国で30km以上におよぶ渋滞の中から「絶対に回避したい大渋滞」をランキング形式でTOP5にまとめてみた。渋滞が集中する時間帯も記載しているので、旅行スケジュールの参考になれば幸いだ。

※ランキング順位はNEXCO3社、JB本四高速、日本道路交通情報センターが発表した【2023年 お盆期間の高速道路における主な渋滞予測(ピーク渋滞長30km以上)】に記載されている、渋滞長30km以上の渋滞発生回数、最大渋滞長、通過所要時間を基準に編集部が独断で決定しております。あらかじめご了承ください。

第5位:名神高速道路

名神高速で特に大きな渋滞は、8月11日の竜王IC~京都南IC(下り)で発生見込みの30km

名神高速で特に大きな渋滞は、8月11日の茨木IC~大津IC(上り)で発生見込みの30km

第5位は30km以上の渋滞が2回発生する見込みの名神高速。他の渋滞と異なる点は、上下線ともに8月11日の午前6時から渋滞が発生することだ。下りでは竜王ICを午前6時前、あるいは22時以降に通過すれば、京都南ICまで25分程度で通過できるのでおススメ。上りでは茨木IC~大津ICが最も混雑するため、茨木ICを午前6時前、または16時以降に通過すれば大津ICまで約25分で通過できる。

第4位:中央自動車道

中央道で特に大きな渋滞は、8月11日に高井戸IC~相模湖IC(下り)で発生見込みの45km

第4位は盆休み初日の8月11日に高井戸IC~相模湖ICで45km以上の渋滞が発生する見込みの中央道。通過に通常時の4倍の所要時間が見込まれるため、これを同日に回避するなら高井戸ICを午前4時より前、あるいは16時以降に通過するよう検討しよう。上りは8月13日の昼の12時~深夜1時にかけて大月IC~八王子JCTで30km以上の大渋滞発生の見込み。談合坂SAと藤野PAの出入りが激しくなることが予想される。

第3位:東名高速道路

東名高速で特に大きな渋滞は、8月13日に足柄スマートIC~横浜町田(上り)で発生見込みの45km

渋滞界の絶対王者、東名高速が第3位で登場。東名高速では30km以上の渋滞が3回発生する予想となっている。下りでは連休前10日の20時ころから秦野中井IC付近を先頭に、11日の夕方まで最大45kmの渋滞が発生する見込み。Uターン時のピークは13日の昼12時~深夜2時にかけ、足柄スマートIC~横浜町田ICで通過所要時間約2時間の渋滞が発生。日曜日を満喫したい気持ちを抑え、ここは昼12時前に足柄スマートICを通過しておきたいところだ。

第2位:関越自動車道

関越道で特に大きな渋滞は、8月13日に藤岡JCT~鶴ヶ島IC(上り)で発生見込みの40km

第2位は30km以上の渋滞が5回発生する見込みの関越道。上下線ともに高坂SA付近を先頭に渋滞が発生するが、唯一の救いは30km以上の渋滞でも通過所要時間は約1時間程度であること。最大の渋滞は8月13日のUターン時(上り)14時~23時にかけて40km以上の大渋滞が発生する見込みだ。高坂SA付近には下り坂と上り坂に切り替わるサグ部があり、そこで無意識のうちに速度低下させてしまうので、注意してみるといいだろう。

第1位:東北自動車道

東北道で特に大きな渋滞は、8月11日に栃木都賀JCT~西那須野塩原(下り)で発生見込みの45km

第1位は30km以上の渋滞が10回発生する見込みの東北道に決定。下りにおいては11~13日のすべてで朝方から昼過ぎにかけて、羽生PA付近と矢板北PA付近で同時に最大40km級の渋滞が発生する見込みで、日中の移動は厳しいものになるだろう。上りは11日~15日まで共通して13時~22時ころまで30km以上の渋滞が発生。もし連休最終日に移動しようと考えているなら、午前中に加須ICあるいは西那須野塩原ICを通過できれば、疲労感を大きく緩和できるだろう。

連日の猛暑で、避暑地が予想より混む!?

お盆休みは避暑地で過ごしたいと考える人が多くなることからも、関越道や東北道の利用者増加が想像できるランキング結果となった。今回は30km以上の大渋滞を紹介しているが、もちろん30km未満の渋滞は各地で発生するので油断は禁物。各高速道路ごとの渋滞予測は別記事にてお伝えしよう。

大型連休で高速道路を利用する場合、
・熱中症対策で水分・ミネラル補給と日よけの工夫
・ガソリンは出発前に満タン! 給油は渋滞前に済ませたい。
・渋滞情報をこまめに確認。事前に迂回ルートを確認できるとなお良し。
・軽食、ビニール袋、ウェットティッシュ、酔い止め、着替え、毛布、簡易トイレなどが常備されているか再確認
このあたりが定番の対策だ。

また、お盆期間の8月11~13日は「休日割引」は適用されないことも再確認しておこう。昨年もお盆渋滞を経験した人も、今年は前年比で230%の渋滞規模になるとしたらまるで別物になると思われるので、決して油断せずに運転に臨もう。

今回のランキングの参考資料となった、お盆期間の高速道路におけるピーク渋滞長30km以上の渋滞発生予測表。

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次回は12月5日からスタートです!
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